Theme個別研究課題

診断シミュレーション技術開発

  • 漏洩磁束密度計測による欠陥評価
  • コンクリート内の鉄筋腐食検出技術
  • 渦電流探傷装置
研究のキーワード

逆解析、非破壊検査

研究の目的

物体外部表面の物理情報を元に、物体内部の構造を診断・推定する計算技術の開発に取り組んでいます。信号処理に関する研究や、物理現象の解析の基盤となる有限要素法(FEM)の計算技術開発も行っています。また個別の問題に特化した数値解析手法開発も実施しています。

研究の成果

磁場情報(漏洩磁束密度)を用いて欠陥形状を復元する逆解析において、磁気センサの分解能を考慮して精度を向上させるアルゴリズムを開発しました。

  • 鉄筋腐食量推定
    コンクリート内鉄筋腐食診断法 鉄筋腐食を外部データから診断可能
  • 逆解析の例
    渦電流探傷データからの傷形状復元 データよりも傷形状に近い像を復元