Theme個別研究課題
フレキシブル抵抗体の開発
研究のキーワード
フレキシブル、発光部材、発光デバイス、量子ドット
研究の目的
低炭素化社会と安全・安心な社会の構築を目指したグリーンデバイスの研究開発において、蛍光体材料、部材の高機能化(高輝度・長残光・多色化)と様々な材料に高機能・高耐久性を有するセラミックスコーティングが可能な革新的な製造プロセスの開発を目的とした研究を進めています。特に、光MOD法では、従来の樹脂と蛍光体との混錬を用いないコーティング技術であるため、高輝度×高耐久性×易リサイクルの特徴を有する部材が可能です。
研究の成果
これまでに高輝度な白色蛍光体、赤色蓄光材料、更に、LED照明に対応した蓄光材料などを開発し、各種部材へのコーティング技術を開発しました。LED照明カバーや金属鎖へのコーティング、ガードレールなど、多様な樹脂、金属、セラミックス部材へ適用できます。更に、高発光効率を有するOLEDの開発やInGaNのQD材料を開発し、QLEDによる青色発光を実現しました。
参照情報(外部発表や特許、関連リンクなど)
- 特許5697085(土屋哲男、中島智彦、熊谷俊弥)
- 特許6292684(土屋哲男、鵜澤裕子、山口巌、中島智彦、比嘉匠)
- 特願2019-196196(土屋哲男、鵜澤裕子、山口巌、野本淳一、中島智彦、平井忠彦)
- J. Jpn. Soc. Colour Mater., 93〔12〕,374–378(2020)土屋哲男、中島智彦、鵜澤裕子