産業技術総合研究所 東北センター所長 加藤碵一
中央 加藤碵一所長
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 桜の季節もはや過ぎて新緑の候となりました。私事になりますが、昨年4月の赴任以来、東北センター職員を始め関係各位のご協力により研究面で、また管理関連分野で恙無くかつまた内外から高く評価されうる成果が挙げられつつあることを深く感謝する次第です。
 さて、このたび関係者のご尽力により本ニュースが発刊されることとなりました。その目的とするところは大きく次の3つです。 
 第1は、東北センターに勤務・滞在する人々間の交流促進です。ご承知のようにNC化を含めて、第2期中期計画の企画立案に際しては東北センター全員の情報共有と意見交換に基づくコンセンサスの形成が何より大事なことだと思っています。ユニット間の壁にさえぎられることなく、また四角四面でない草の根的交流が全体の一層の活性化に貢献することは言うまでもありません。このニュースがその一助となれば幸いです。
 第2は、産総研の中での東北センターの認知度向上に資することです。グリーンプロセス分野での研究活動の周知はもとより、東北センターの様々な活動や環境を遍く(あまねく)知らしめて、つくば他の拠点から多くの人材が所内流動により来られる縁(よすが)としたいとの思いがあります。それでこそNC化の実があがることとなりましょう。このニュースがその一助となれば幸いです。

第3は、産総研の外に東北センターを宣伝する伝手(つて)ともしたいのです。過日東北OSL開所式の来賓ご挨拶で、「産総研は、東北でまったく知られていない」との手厳しいご指摘を受けました。反論・異論・抗論多々ありますが、ここは謙虚に受けとめてより一層の認知度向上・広報活動強化に努めたいと存じます。このニュースがその一助となれば幸いです。
 というわけで、とにもかくにもスタートいたしました。上記目的を果たせるか否かはひとえに記事の面白さにかかっています。読んで貰えなければそれまでです。公序良俗に反しない限り内容をいちいち検閲・評価するような真似はしませんから奮って応募してください。皆さんの投稿を切にお待ちしております。

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