産総研 東北 Newsletter

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コンパクトシステムエンジニアリングチーム長 金久保 光央 
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 本年度から、コンパクトシステムエンジニアリングチームの研究チーム長を仰せつかりました。私達のチームは、環境への負担が大きい有機溶媒の代わりに、高温・高圧の水や二酸化炭素、不揮発性のイオン液体を利用して、必要な物質を必要な量だけ生産できる化学反応装置や化学プロセス、低環境負荷で省エネルギーの分離精製プロセスや材料合成技術などの開発を進めています。それらの研究開発では、新しい装置の開発やプロセス設計に加え、反応場の制御方法、リアルタイムの計測技術の開発、シミュレーションの有効利用が重要で、これらについても積極的に取り組んでいます。萌芽的な研究から実用化に近い技術の種々のフェーズの研究開発を幅広く進めているのが特徴です。分子が好きな者や流体が好きな者、混ぜるのが得意な者や測るのが上手な者、(加えて、競技かるたの有段者!)など、多様な研究者が揃っていますので、お気軽に声を掛けていただき、皆で研究開発を展開して行ければと願っています。今後とも宜しくお願い申し上げます。

後列左から:大川原 竜人、弦巻 武久、牧野 貴至、川崎 慎一郎、増田 善雄、相澤 崇史、金久保 光央
前列左から:藤井 達也、新妻 依利子、櫻井 優子




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増田:最近は皆実用化を目指した応用研究に力が入っていますね。では私はその風潮に逆らって基礎研究に力を入れようかな。

相澤:低ランニングコストを実現する液化炭酸ガスナノインプリントを始めました。あと、化学から電気、衛生管理まで、研究に役立つ資格をたくさん持っています。

川崎:高温高圧水や高圧CO2とマイクロリアクターをマッチングさせて、プロセス最適化など実用化を見据えたエンジニアリング開発をしています。「技術を社会へ」を目指して頑張っていますので、些細な事でもお声掛けください。

牧野:任期付研究員の審査をパスしましたので、新しい課題に取り組んでいきたいと思います。物性計測からプロセス開発まで、お気軽にお声がけ下さい。

藤井:入所2年目でようやく慣れてきたところですが、研究の話(高圧高温の水の反応場制御に関する研究を主に行っています)でも、かるたの話(?)でも気軽にお声かけください。

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