産総研 東北 Newsletter
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研究成果プレスリリース
2011.08.30発表 熱を加えても大きさの変わらない耐熱フィルムのロール品生産に成功 ― 350℃に加熱しても収縮率はわずか0.04% ―
○産総研コンパクト化学システム研究センター
  先進機能材料チーム 蛯名武雄チーム長
○産総研フレキシブルエレクトロニクス研究センター
  印刷エレクトロニクスデバイスチーム 吉田学主任研究員
○住友精化株式会社
○学校法人東京理科大学理工学部工業化学科 山下俊准教授
2011.10.11発表 微小な傷なら自己修復する酸素ガスバリアフィルム
― 粘土を用いた食品包装材の実用化へ ―

○産総研コンパクト化学システム研究センター
  先進機能材料チーム 蛯名武雄チーム長
○大和製罐株式会社
 
2011年9月東京国際フォーラムにおいて第10回産学官連携推進会議が開
催され、産学官連携功労者としてClayteamの共同研究が表彰されました。

「産学官連携コンソーシアムにより粘土膜材料を実用化
〜地域資源を利用して環境問題を解決する素材を開発〜」
○産総研コンパクト化学システム研究センター
  先進機能材料チーム チーム長 蛯名武雄

○ジャパンマテックス株式会社
  代表取締役社長 塚本勝朗

○クニミネ工業株式会社 開発部部長 黒坂恵一
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受賞理由
 独立行政法人産業技術総合研究所は、ジャパンマテックス株式会社、クニミネ工業株式会社等と連携し、東北地方に豊富に産する粘土の一種「ベントナイト」を原料とした耐熱性・ガスバリア性に優れた粘土膜(クレースト®)の開発に成功するとともに、合成粘土を用いた透明粘土膜に発展させた。
 これらの技術は、事業所の非アスベスト化に寄与することができる高性能ガスケット製品、水素シール材、粘土膜用特殊粘土製品として商品化されているほか、燃料電池用シール材、太陽電池バックシート、水素タンクなどの製品が開発されている。広域の異業種のコンソーシアム形成により地域特産資源で革新的な無機素材の開発とその製品化が図られており、他分野への応用も期待され、高く評価される。


http://unit.aist.go.jp/tohoku/ UP