2014年産総研つくばセンター一般公開 開催報告

■ ごあいさつ

7月19日（土）＜この日から近所の小学校・中学校は夏休み！＞、今年も開催しました「産総研つくばセンター一般公開」。主催者として一番の心配ごとは天候なのですが、今年もこの時期には珍しいほどの天気（そんなに暑くなくて日当たりも良い；太陽をテーマにした出展もありますから！）に恵まれました。おかげで5,916名もの皆さんをお迎えし楽しんでいただくことができました。

年に一度のこのイベントも、年を追うごとに地域の皆さんの間に浸透し、「産総研がどんな研究をやってるのか」「いったい何のために研究してるのか」などをご理解いただくための大切な機会になっています。子供たちは、工作や実験を楽しんだり、見慣れない研究施設を見学したりできるのを楽しみにしてくれているようです。

昨年好評だった「中学校・高校の理科クラブ」の研究発表、今年は郡山からも参加がありました。これが中高生の刺激になり、参加者の中から、将来の研究者・技術者が育ってくれたらうれしいです。産総研の一般公開は「参加するイベント」としても進化しています。

つくば市内のお店に出店協力いただいての「食べ物・飲み物」テント売店も、昨年同様、来場者の皆さんに大好評をいただきました。

今年は、つくば市の新キャラクター「フックン船長」も、「ツクツク」といっしょに来場してくれましたよ♪

楽しみながら科学技術への興味を高めるためのイベントが、現在各地で行われています。産総研の一般公開は、双方向のコミュニケーションで、研究者自らが一般の方々にわかりやすく解説しながら接していくものです。来場される方に満足いただくのはもちろんですが、スタッフひとりひとりが、自分たちと社会とのつながりを意識する機会でもあり、またチームワークを確かめる場にもなっています。

5つの会場はどこも、ずっと賑やかで歓声と笑い声が途絶えることがありませんでした。

ご来場いただいたすべての皆さんに感謝いたします。産総研の一般公開を、皆さんにもっと楽しんでいただけるイベントにできるよう、これからもスタッフ一同がんばります。