戦略的イノベーション創造プログラム SIP第3期

バーチャルエコノミー拡大に向けた基盤技術・ルールの整備
「コミュニケーションを拡張するインターバース技術の研究開発」

バーチャルエコノミー拡大に向けた基盤技術・ルールの整備 「コミュニケーションを拡張するインターバース技術の研究開発」:戦略的イノベーション創造プログラム(SIP3)


国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という)は、清水建設株式会社、株式会社バンダイナムコピクチャーズ、国立大学法人東京大学、学校法人早稲田大学と共同で、内閣府が運営する「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期課題/バーチャルエコノミー拡大に向けた基盤技術・ルールの整備」に係る公募に対し、「コミュニケーションを拡張するインターバース技術の研究開発」プロジェクトを提案し、採択されました。

なお、本プロジェクトのリーダーとして、当研究所、情報・人間工学領域 人間社会拡張研究部門(前 人間拡張研究センター)、副研究部門長 大隈 隆史が担当いたします。
本事業の委託期間は、2023年9月28日から2026年3月31日を予定しています。(延長あり、最大5年間)

(資料)内閣府「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)バーチャルエコノミー拡大に向けた基盤技術・ルールの整備」社会実装に向けた戦略及び研究開発計画バーチャルエコノミー拡大に向けた基盤技術・ルールの整備 「コミュニケーションを拡張するインターバース技術の研究開発」:戦略的イノベーション創造プログラム(SIP3)

プロジェクト概要

本事業では、リアル世界とバーチャル世界を高度に融合させる新しいコミュニケーション空間を実現することを通じて、社会を構成するすべての人々のウェルビーイング向上と社会の経済的発展を同時に実現することを、Society 5.0を目指す社会像として設定しています。ウェルビーイング向上と経済的発展の双方に寄与する研究課題として、私たちは社会活動の根幹となる基本的な人間の活動であるコミュニケーションを拡張する技術に注目しています。

バーチャル世界で創出した価値をリアル世界に還流するために実現を目指すインターバースにおいても、様々な場面で発生する参加者間のコミュニケーションこそが、体験価値の重要な要素と位置付けられるのです。 本研究開発では、インターバース参加者間のコミュニケーションを拡張する様々な機能を実現するための要素技術の研究開発、実現したコミュニケーション拡張機能を有する各種産業応用向けインターバースPoCシステムの構築、PoCシステムの実証実験を通した効果検証と倫理的・法的・社会的課題(ELSI)の抽出、抽出された課題への技術や標準による対応の検討、およびこれらの活動を通して得られる成果の積極的な発信による関連市場の活性化と、研究開発成果の社会実装を目指します。 

プロジェクト概要に関する画像

研究体制 (順不同)

    国立研究開発法人産業技術総合研究所
    学校法人早稲田大学 プレスリリース
    国立大学法人東京大学 プレスリリース
    清水建設株式会社 プレスリリース
    株式会社バンダイナムコピクチャーズ プレスリリース


本件に関するお問い合わせ

国立研究開発法人産業技術総合研究所
情報・人間工学領域 人間社会拡張研究部門
副研究部門長 大隈 隆史(おおくま たかし)
〒277-0882 千葉県柏市柏の葉6丁目2-3 東京大学柏IIキャンパス内
Eメール:M-SIP3VE-sec-ml[AT]aist.go.jp ([AT]を@に変更して使用してください)

※2025年4月1日付で部門名および役職が変更となりました。

国立研究開発法人産業技術総合研究所
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