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研究部門の概要

ナノ材料研究部門では、研究開発を通じてナノ材料の産業化へ大きく貢献することを目標としており、以下の4つの戦略課題を設定して研究を展開しています。

研究部門の重点研究課題

● ナノカーボン・デバイス材料の製造と応用技術の開発

ナノカーボン・デバイスを実現させるために、高品質グラフェン合成のためのプラズマCVD技術の開発ならびに透明導 電フィルム作製技術の開発を進めると共に、eDIPS法によるCNT製造技術、カラムクロマト法やELF法など種々の金属半 導体分離およびカイラル分離技術などの高度化を進めます。また、開発したナノカーボン・デバイス材料のデバイス実証 および用途探索を行います。


● 低次元ナノ複合体による物質・エネルギー有効利用技術の開発

配位高分子をはじめとする複合ナノ粒子と、有機材料複合膜をコア材料と位置づけ、物質・熱・光などを吸収し、必要な 時期に、必要に応じて形態を変換し、放出する材料の開発を進めます。ここでは特にエネルギーキャリア及び有用/有害 物質を適切に回収することのできる材料および高効率熱電変換薄膜材料や、ナノ粒子の効果的な利用技術を開発しま す。


● 高度計測およびナノ加工技術の開発

ナノレベルの構造・元素解析のための電子顕微鏡をはじめとする各種の高度計測技術を用い、材料における界面状態 や物性を評価し、ナノ材料に必要とされる物性・構造・高機能化に資する知見を得ます。さらに、プラズマやマイクロ波を 用いて、材料のナノ加工技術を開発し、異分野融合型の安心・安全・快適な社会に必要とされるデバイス開発を目指しま す。


● ナノバイオ材料の健康増進に向けた応用技術の開発

ナノチューブやナノ粒子をはじめ、酵素、糖鎖などのナノバイオ材料を活用して、生体機能の改善や計測などに応用す るために必要となるナノバイオ材料の構造や表面・界面の制御技術の高度化を図ると共に、生理活性物質等を検知、輸 送することが可能なセンサデバイス、デリバリーシステム等を開発します。