第一回カーボンナノチューブ実用化ブートキャンプ、
無事に終了しました!(開催報告)
ナノチューブ実用化研究センターの主催で、2018年11月13日(火)~14日(水)の二日間にわたって第一回カーボンナノチューブ実用化ブートキャンプを、千葉県館山市にて実施しました。当日は外部より応募して下さった8名のゲスト研究者を含む総勢18名が参加しました。
ゲスト研究者が持ち込んだ技術シーズを4つに絞り込み、4人ずつのグループに分かれて二日間にわたって技術シーズのブラッシュアップ作業を行いました。様々な技能や知識を持つ研究者が集まることで多角的な意見交換が可能になり、事業化戦略でよく用いられるビジネスプレゼンテーションツールを活用するなどして、より具体的に実用化までの道のりを描く疑似体験を行いました。
シーズ紹介
グループ討議
一回目ということもあり、最初は戸惑いの勝る様子の参加者でしたが、途中で一緒に散歩したり夕食を共に撮ったりするうちに徐々に役割分担ができてきて、やがて議論も白熱するようになりました。一日目の締めくくりに、当センターの友納茂樹氏を講師に「私の事業経験についてーカーボン材料の事業開発を通してー」という座談会形式の講演の時間を設け、具体的な実用化の例について丁寧に議論できたことも良い刺激となったようです。
二日目の各グループの最終プレゼンテーションでは、初日の初めに紹介されたシーズから大きく変貌した実用化プランがそれぞれに提案されました。ブラッシュアップの達成度、すなわち実用化戦略シナリオの完成度は、まだまだ原石といったところですが、光り輝く「出口」に向けて、次のブートキャンプへと継続させていければと思います。
グループ・プレゼンテーション
第一回 カーボンナノチューブ実用化ブートキャンプ プログラム