研究グループ紹介
ナノ材料設計研究グループ
研究グループ長:松本 尚之
ナノ材料設計研究グループは、産総研で培ってきた豊富な経験とノウハウを基盤に、CNTを含むナノカーボンを用いたプロセス技術・加工技術・複合化技術をさらに深化させています。また、DX(マルチモーダルAIなどの高度AI技術)や自動・自立実験などの先端技術を取り入れ、新たな材料・プロセス開発にも意欲的に取り組んでいます。私たちは、大学や企業、他の研究機関との連携を通じてお互いの強みや知見を集結し、革新的材料の創製や複合材料などの高度化に加え、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーの推進につながる用途・プロセスの研究開発を進めています。こうした取り組みにより、多様な社会課題の解決と持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
ナノ化学研究グループ
研究グループ長:桜井 俊介
ナノ化学研究グループではナノ材料、特にカーボンナノチューブやグラフェン・二次元材料等に関する、化学プロセスおよび機能性材料・デバイス等の開発、ならびにこれらの社会実装に関わる研究活動を行っています。
ナノデバイス・評価研究グループ
研究グループ長:森本 崇宏
ナノデバイス・評価研究グループは、これまでの20年以上にわたるナノカーボン材料に関する研究センターで培われたデバイス・プロセス技術や評価技術を融合し、CNTの社会実装に向けた新規蓄電デバイス、メモリ素子、マテリアルAI素子や機能性部材の開発、ナノカーボン材料を社会実装して行く上でキーとなる基礎物性やプロセス因子を定量・可視化する評価技術開発に取り組みます。また、開発した技術を用いた共同研究や技術コンサルティングを通じて、ナノカーボン材料の社会実装を積極的に支援いたします。