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イベント・講演会

  

2024年度

産総研コンソーシアム 持続性木質資源工業技術研究会

第51回研究会
『資源循環・サーキュラーエコノミーに向けた木質・バイオ部素材分野のアプローチ』

 拝啓 平素より、本研究会活動にご協力いただきありがとうございます。
 来たる3月26日(水)に、【別紙1】の要領にて第51回研究会を開催いたします。
 今回、取り上げるテーマは、『資源循環・サーキュラーエコノミーに向けた木質・バイオ部素材分野のアプローチ』です。

 「循環経済ビジョン2020」の策定以来、様々な経済活動においてサーキュラーエコノミー(循環経済)は大きな課題となっています。このビジョンは、「環境活動としての3R(リデュース、リユース、リサイクル)」から、 「経済活動としての循環経済」への転換をはかるものであり、廃棄物や環境問題、資源枯渇の問題や世界的なESG投資の高まりなどグローバルな経済社会の変化を受けて、持続可能な形で資源を最大限活用する「サーキュラーエコノミー」をめざすことが、 世界的な潮流となっています。企業が、経営戦略・事業戦略にこのようなサーキュラーエコノミーを組み込み、付加価値の高い循環型の製品・ビジネスをグローバル市場で展開することは、 国際競争力を得られるとともに、企業の持続的かつ着実な成長も実現すると期待されています。しかしながら、日本がサーキュラーエコノミーを推し進める背景には、大きく3つの課題と危機感 (すなわち、①資源制約・リスク(経済の自律性)、②環境制約・リスク、③成長機会)があるとされています。 (経済産業省 資源エネルギー庁 『成長志向の資源循環経済システム「サーキュラーエコノミー」(前編)どんな課題を解決するの?』抜粋引用)

このような状況の中で、国内に賦存する資源(木材、バイオ原料)においても脱炭素社会の構築に向けて、資源循環の重要性が益々高まっており、企業等で積極的に戦略立案、技術開発が進められています。 今回の研究会では、木材・木質材料・素材の分野で資源循環・サーキュラーエコノミーを推し進められている企業の方にご講演いただきます。今一度、皆様と情報共有し、各々の活動の中に活かしていく、取り込んでいただけるきっかけとなれば幸いです。

 本研究会に参加を希望される方は、下記のFormsから登録をお願い申し上げます。

開催日時 2025年03月26日(水) 13:00-15:20
主     催 産総研コンソーシアム 持続性木質資源工業技術研究会
後     援 産総研マルチマテリアル研究部門、中部科学技術センター(予定)
会     場
産業技術総合研究所 中部センター OSL連携会議場
(〒463-8560 愛知県名古屋市守山区桜坂四丁目205番地)
参 加 費 無      料
研究会申込方法 研究会へのご参加は下記申込フォームより申込登録をお願いいたします。


申し込みフォーム

( https://forms.office.com/r/j54Juipj7G )

※入力されました個人情報については、今回の開催に関するご連絡、出席管理以外に利用することはありません。
(産総研では規程等に基づき個人情報の適切な保護・管理を行っております。)
申込締切 2025年3月24日(月) 正午
プログラム 13:00-13:05  開会挨拶

13:05-13:55  『三菱地所グループが進める木造木質化事業とRegenerative Wood 取組紹介』

株式会社三菱地所設計 R&D推進部 木質建築ラボ  チーフエンジニア /
広島大学 客員准教授(建築材料学研究室所属)/
鈴工CLT Research&Design Lab  クリエイティブエンジニア /
三菱地所株式会社 関連事業推進部 木造木質化事業推進室  統括
海老澤 渉

(----休 憩----)

14:00-14:50  『ダイセルのバイオマスバリューチェーン構想』

株式会社ダイセル 研究開発本部 バイオマスイノベーションセンター
テクニカルサービス&応用開発グループBVCプロトタイプ実装チーム  リーダー
磯江 亮祐

金沢大学 特任教授 /
株式会社ダイセル 研究開発本部 バイオマスイノベーションセンター
テクニカルサービス&応用開発グループ  主席研究員
松村 裕之


14:50-15:20  『ゼラチンの高度利用 と 循環型木質材料への展開』

国立研究開発法人 産業技術総合研究所
マルチマテリアル研究部門 木質循環複合材料グループ  主任研究員
稲垣 雅彦

開催案内(pdf) 第51回研究会 開催案内(プログラム)(pdf303KB)

お問合せ先
産総研コンソーシアム持続性木質資源工業技術研究会 事務局
Eメール:m-seki*aist.go.jp(*を@に変更して送信ください)


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