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イベント・講演会

  

2022年度

産総研コンソーシアム 持続性木質資源工業技術研究会

第48回研究会 『住宅インフラを支えるマルチマテリアルの最前線』

 平素より、本研究会活動にご協力いただきありがとうございます。
 さて、来たる3月28日(火)に、第48回研究会を開催いたします。
誠に残念ながら引き続き、新型コロナウィルス拡大防止のため、全面WEBでの開催となりました。皆様ご理解のほど、よろしくお願いします。
 今回、取り上げるテーマは、『住宅インフラを支えるマルチマテリアルの最前線』です。
 2020年10月に政府が2050年時点での二酸化炭素排出を実質ゼロにするカーボンニュートラルを目指すことを宣言し、実現に向けた省エネ・脱炭素化が進められています。ここでの「実質ゼロ」というのは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」から、植林、森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しており、森林資源の維持管理や用途拡大が重要な意味を有しています。 そのため、政府は「脱炭素の基盤となる重点対策」の一部として、「住宅・建築物の省エネ性能等の向上」を挙げています。一方で、近年顕在化している気候変動に伴い、今後、豪雨や猛暑のリスクが更に高まることが予想されています。気候危機とも言われるこの状況において、種々の災害に強い住宅・都市建築物、社会インフラの構築整備による国土の強靭化が喫緊の課題とされており、住宅レジリエンスの強化とそれに資するマルチマテリアル部材の開発にも注目が集まっています。
 本研究会では、木材・木質材料に関係したマルチマテリアル技術の最新動向について、特に住宅インフラ分野に焦点を当てながら、課題や今後の展望について皆様と共有したいと思います。また、マルチマテリアル化において重要な接着・接合について、産総研が所内横断的に設置している「接着・界面現象研究ラボ」や、多様な接着技術に対して産学官連携を推進する「接着・接合技術コンソーシアム」をご紹介し、当会の皆様との意見交換の場を提供します。 木質利用とマルチマテリアル化に関わる要素技術を抽出・育成し、さらに社会実装することを目指して当会が中心となり発展させていくように是非ともご協力の程よろしくお願いします。

    
開催日時 2023年3月28日(火) 13:00-16:00
会      場 オンライン (接続先はお申込み後にお知らせいたします。)
主     催 産総研コンソーシアム 持続性木質資源工業技術研究会
後     援 産総研マルチマテリアル研究部門、中部科学技術センター(予定)
申込期限 2023年3月24日(金)正午
申込方法 下記、申込フォームより参加申込登録をお願いいたします。

※登録は締め切らせていただきました。お申込みありがとうございました※

※本登録にご記入いただきました情報につきましては、個人情報保護法のもとに適切に管理し、本目的以外への転用は行いません。
プログラム 13:00-13:10  開会挨拶・趣旨説明

13:10-14:00  『レジリエンス強化に資する住宅インフラ分野におけるマルチマテリアル技術の最新動向調査

株式会社 工業市場研究所 第1事業本部   池田 浩

14:00-14:40  『CLTと鉄骨を組み合わせたハイブリッド構造の適用事例と中高層木造建築実現のための技術開発

株式会社竹中工務店 大阪本店設計部構造部門構造12G   國府田 まりな


14:40-15:20  『高機能繊維と木材の複合による新建材 LIVELY WOODⓇがもたらす可能性

帝人株式会社 マテリアル新事業部門 スマート&セーフティ事業推進班   佐藤 嘉弘


15:20-16:00  『産総研における接着関連研究と接着・接合技術コンソーシアムを利活用した産学官連携構築」

産総研 接着・接合技術コンソーシアム   田嶌 一樹

開催案内(pdf) 第48回研究会 開催案内(プログラム)(pdf 221KB)

お問合せ先
産総研コンソーシアム持続性木質資源工業技術研究会 事務局
TEL:(052)736‐7575
Eメール:jizokusei-mokushitsu-ml*aist.go.jp(*を@に変更して送信ください)


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