イベント・講演会
2022年度
産総研コンソーシアム 持続性木質資源工業技術研究会
第47回研究会 『資源循環経済の最新動向と技術開発の最前線』
平素より、本研究会活動にご協力いただきありがとうございます。
さて、来たる9月28日(水)に第47回研究会を開催いたします。
誠に残念ながら引き続き、新型コロナウィルス拡大防止のため、全面WEBでの開催となりました。皆様ご理解のほど、よろしくお願いします。
今回、取り上げるテーマは、『資源循環経済の最新動向と技術開発の最前線』です。 世界的人口増加と経済拡大、資源の安定供給リスクの増大、廃棄物排出量の増大と資源循環のグローバルチェーンの変化、環境問題の深刻化と環境配慮要請の高まり、ESG投資の拡大、デジタル技術の発展と新しいビジネスモデルの台頭等、経済・社会状況が目まぐるしく変化しています。欧州をはじめ様々な国がサーキュラーエコノミーへの転換を政策的に推進しており、循環型の経済活動が適切に評価され、付加価値を生む市場が生まれつつあります。また、地球環境の持続可能性を損なう事業活動そのものが事業継続上の重大なリスク要因とも認識されつつあります。国内においても、循環経済ビジョン2020(経済産業省)がリリースされてから2年が経過し、線形経済から循環経済への転換に向けて社会全体が動いている状況です。
その後に『グリーン成長戦略』も発表され、“資源循環”と“脱炭素”は社会課題として大きく取り上げられています。
本研究会では、循環経済ビジョンとそれに関わる金属資源、プラスチック資源の研究開発プロジェクトの最新動向を確認しながら、資源循環の重要性と課題の困難さを皆様と共有したいと思います。
そして、産総研が取りまとめを行い今年度からスタートした“木質資源循環利用プロジェクト”についてご紹介し、当会の皆様との意見交換の場を提供します。
大量の炭素を長期間貯蔵していくための木質循環利用に関わる要素技術を抽出・育成し、さらに社会実装することを目指して当会が中心となり発展させていくように是非ともご協力の程よろしくお願いします。
開催日時 | 2022年9月28日(水) 13:30-16:30 |
会 場 | オンライン (接続先はお申込み後にお知らせいたします。) |
主 催 | 産総研コンソーシアム 持続性木質資源工業技術研究会 |
後 援 | 産総研マルチマテリアル研究部門、中部科学技術センター(予定) |
申込期限 | 2022年9月22日(木)午前12時 |
申込方法 | 下記、申込フォームより参加申込登録をお願いいたします。 (受付は終了いたしました。ご参加ありがとうございました。) ※本登録にご記入いただきました情報につきましては、個人情報保護法のもとに適切に管理し、本目的以外への転用は行いません。 |
プログラム |
13:30-13:35 開会挨拶・趣旨説明 13:35-14:05 『プラスチック資源循環をはじめとした我が国の資源循環経済政策について』 経済産業省 産業技術環境局 資源循環経済課 総括補佐 吉川 泰弘 14:05-14:50 『物理劣化・物理再生理論に基づいたプラスチックの高性能化プロセス』 福岡大学 工学部 教授 八尾 滋 ‐‐‐‐休憩‐‐‐‐ 15:00-15:45 『アルミニウム素材高度資源循環システム構築事業の紹介』 産総研 マルチマテリアル研究部門 軽量金属プロセスグループ 主任研究員 村上 雄一朗 15:45-16:30 『NEDO エネルギー・環境新技術先導研究プログラム「木質CCUSを加速する資源循環システムの開発」』 産総研 マルチマテリアル研究部門 木質循環複合材料グループ 研究グループ長 三木 恒久 |
開催案内(pdf) | 第47回研究会 開催案内(プログラム)(pdf 230KB) |
お問合せ先
産総研コンソーシアム持続性木質資源工業技術研究会 事務局
TEL:(052)736‐7575 FAX:(052)736‐7533
Eメール:jizokusei-mokushitsu-ml*aist.go.jp(*を@に変更して送信ください)