熱物性標準研究グループの概要
固体熱物性に関する熱エネルギーの移動と蓄積にかかわる熱伝導率、比熱容量、熱拡散率、熱浸透率、
および材料寸法の温度変化を表す熱膨張率を研究対象とし、室温付近を中心に液体ヘリウム温度から2000℃以上の温度範囲の熱物性とその計測技術・標準について研究しています。
具体的には下記の分野を研究対象としています。
1.これまで測定が困難であった対象や熱物性値を測る技術を開発する。
2.熱物性測定の不確かさを低減させる。
3.熱物性標準物質を開発する。
4.熱物性測定技術を標準化する。
5.熱物性測定を効率化する。(測定時間の短縮、測定装置の操作性向上、
コストダウン、コンパクト化)
6.既存の熱物性測定技術によりこれまで測定されていなかった物質・材料を測定して
熱物性データを取得する。
7.公表された熱物性データを評価し、熱物性データの推奨値を決定する。
8.熱物性値の実測データ、評価済みデータ、推奨式、標準値などを収集、整理し、
ハンドブックやデータベースなどの形態で提供する。
お知らせ
- 2022/7/1
- 「固体熱物性クラブ全体会合(2022年度):8/5 オンライン」を開催します
- 2022/3/25
- 「研究成果」の論文リストを更新しました
- 2022/2/18
- 固体熱物性クラブのページをこちらに移動しました
- 2022/2/18
- 「研究成果」の論文リストを更新しました
- 2021/3/30
- ホームページを全面改修しました
- 2020/5/22
- 「メンバー」「研究成果」の論文リストを更新しました
- 2019/9/27
- 「研究成果」の論文リストを更新しました
- 2019/7/12
- 「第14回固体熱物性クラブ全体会合」を開催しました
- 2018/6/15
- 「第13回固体熱物性クラブ全体会合」を開催しました
連絡先
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 計量標準総合センター
物質計測標準研究部門 熱物性標準研究グループ
〒305-8563 茨城県つくば市梅園1-1-1 中央第3
電話:029-861-4166 FAX:029-861-4039
Eメール:tpps_office-ml*aist.go.jp(*を@に変更して送信下さい。)