産総研・東北大数理先端材料モデリング
オープンイノベーションラボラトリ(MathAM-OIL)
産総研で培った計算科学による部素材の機能向上等の産業利用に関わる橋渡し研究と、東北大の強みである数理活用材料解析での世界に先駆けた 卓越研究シーズの提供の融合により、「数理マテリアルインフォマティクス」を強力な柱として、超先端材料設計を促進し、新たな市場の創出により日本の産業競争力を高める基盤を構築する。
ニュース
【受賞】粉体粉末冶金協会 第48回 研究進歩賞(関連ページ)
粉体粉末冶金協会 研究進歩賞は、粉体および粉末冶金に関する優秀な基礎的研究において、独創的アイデアがあるもの、理論的評価の高いものに対して授与されるものです。実験と計算を融合したデジタルツイン科学的研究により、粉末床溶融結合型金属付加製造(3Dプリント)での極めて急速な溶融・凝固現象を追究してきた成果が評価され、奥川将行協力研究員ら(大阪大学)が「デジタルツイン科学による粉末床溶融結合(PBF)方式の金属付加製造(AM)の高精度予測・解析に関する研究」において受賞しました。(2024年5月21日)
【プレスリリース:早稲田大学・東北大学】不規則なガラス構造に隠された規則性~原子の柱が作り出す密度の”むら”の構造抽出に成功~(関連ページ)
論文"Direct observation of the atomic density fluctuation originating from the first sharp diffraction peak in SiO2 glass by, Akihiko Hirata, Shuya Sato, Motoki Shiga, Yohei Onodera, Koji Kimoto, and Shinji Kohara, NPG Asia Materials 16, 25 (2024) の成果に関連しプレスリリースを行いました。また本成果は、「NPG Asia Materials 2024年5月10日(現地時間)」に紹介されました。
【プレスリリース】新しい公式で描く正しい自由エネルギー地形~タンパク質・触媒など、分子のカタチごとの安定性・反応性を正しく評価~(関連ページ)
論文"Derivation of the invariant free-energy landscape based on Langevin dynamics" by Takenobu Nakamura, Physical Review Letters 132, 137101 (2024) の成果に関連しプレスリリースを行いました。また本成果は、「Physical Review Letters (WEB) 2024年3月27日(米国東部夏時間)」に紹介されました。
【プレスリリース】スピン波を用いた物理リザバー計算機の高性能化の条件を理論的に解明~省エネルギーなAIハードウェア開発に新しい視点~(関連ページ)
論文"Universal scaling between wave speed and size enables nanoscale high-performance reservoir computing based on propagating spin-waves" by S. Iihama, Y. Koike, S. Mizukami, and N. Yoshinaga, npj Spintronics 2, 5 (2024) の成果に関連しプレスリリースを行いました。また本成果は、「npj Spintronics (WEB) 2024年3月1日(英国時間)」にも紹介されました。
【受賞】日本物理学会 領域 4 第18回(2024年)日本物理学会若手奨励賞(関連ページ)
日本物理学会若手奨励賞は、将来の物理学を担う優秀な若手研究者の研究を奨励し,また学会をより活性化するために設けられた賞であり、奥川亮元協力研究員(東京理科大学)が「有効模型の構築による新規トポロジカル相の物性開拓」において受賞しました。(2023年11月)
【プレスリリース:九州大学・東京大学】計測データの量や質に対するベイズ推定のスケーリング則を解明~複雑現象の計測と数理モデリングをつなぐ新たな指針に~(関連ページ)
論文"Intrinsic regularization effect in Bayesian nonlinear regression scaled by observed data" by Satoru Tokuda, Kenji Nagata, and Masato Okada, PHYSICAL REVIEW RESEARCH 4, 043165 (2022) の成果に関連しプレスリリース(九州大学・東京大学)を行いました。また本成果は、「日本経済新聞 (WEB) 2022年12月7日」にも紹介されました。
【受賞】日本物理学会 領域11 第17回(2023年)日本物理学会若手奨励賞(関連ページ)
日本物理学会若手奨励賞は、将来の物理学を担う優秀な若手研究者の研究を奨励し,また学会をより活性化するために設けられた賞であり、大山倫弘元ポスドク研究員(豊田中央研究所)が「せん断下アモルファス固体が示す普遍的性質の起源解明」において受賞しました。(2022年10月)
【プレスリリース】細胞の分裂面を決める:細胞両端を往復する波が出現する仕組みの解明-細胞内で分子の位置が決まる原理に迫る成果-(関連ページ)
論文"Mode selection mechanism in traveling and standing waves revealed by Min wave reconstituted in artificial cells" by Sakura Takada, Natsuhiko Yoshiaga, Nobuhide Doi, Kei Fujiwara, Science Advances, 8, eabm8460 (2022) の成果に関連しプレスリリースを行いました。また本成果は、「日本経済新聞 (WEB) 2022年6月9日」にも紹介されました。
ホームページが移動しました
新しいURLは
https://unit.aist.go.jp/matham-oil2022/
です。リンクの更新を、どうぞ宜しくお願い致します。
【受賞】第31回 日本金属学会奨励賞 (学術部門) (関連ページ)
日本金属学会奨励賞は、金属・材料工学並びに関連分野において優れた業績を挙げつつある将来性豊かな研究者に対して贈られる賞であり、奥川将行協力研究員(大阪大学 助教)が「アモルファスIV族半導体の構造不均一と結晶化に関する研究」において受賞しました。(2021年9月14日)
【プレスリリース:東京大学】ガラスの流動化を生み出すミクロな構造 -90年来の未解明問題の解明:Herschel-Bulkley則の構造起源-(関連ページ)
論文"Instantaneous Normal Modes Reveal Structural Signatures for the Herschel-Bulkley Rheology in Sheared Glasses" by Norihiro Oyama, Hideyuki Mizuno, and Atsushi Ikeda, PHYSICAL REVIEW LETTERS 127, 108003 (2021) の成果に関連しプレスリリース(東京大学)を行いました。また本成果は、「日本経済新聞 (WEB) 2021年9月3日」にも紹介されました。
【インタビュー記事掲載】「宮城の新聞」に当研究サイトの紹介記事が掲載されました (関連ページ)
「宮城の新聞」(カテゴリー:科学って、そもそもなんだろう?/2021年08月31日公開)にて、「隠された秩序を数学で発見し、材料開発を加速化」と題した中西毅ラボ長のインタビュー記事が掲載されました。
【プレスリリース】ベイズ推定を用いた新たな電子構造の解析法を開発 -トポロジカル絶縁体などを巡る数々の論争の決着へ- (関連ページ)
論文"Unveiling quasiparticle dynamics of topological insulators through Bayesian modelling" by Satoru Tokuda, Seigo Souma, Kouji Segawa, Takashi Takahashi, Yoichi Ando, Takeshi Nakanishi, and Takafumi Sato, Communications Physics 4, 170 (2021) の成果に関連しプレスリリースを行いました。また本成果は、「日本経済新聞 (WEB) 2021年7月27日」「化学工業日報 2021年07月29日 朝刊」「TECH+(マイナビニュース) (WEB) 2021年7月29日」「Digital PR Platform (WEB) 2021年8月2日」にも紹介されました。
【表彰】人命救助に対し、東北大学大野総長より表彰状が授与されました (関連ページ)
5月末日、友人外国人研究者(東北大学)と共に人命救助にあたった Sau Kartik産総研特別研究員の勇気ある人道的行動が称えられ、東北大学大野総長より表彰状を授与されました。また7月3日に仙台市中央警察署からも感謝状を頂戴し、このことは東北放送「Nスタみやぎ」内などでも放送されました。
【受賞】令和2年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(研究部門)(関連ページ)
科学技術分野の文部科学大臣表彰は、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃え贈られる賞であり、うち 科学技術賞(研究部門)にて、平田秋彦客員研究員(早稲田大学 教授、MathAM-OIL 元PI)が「非晶質物質の局所構造解析に関する研究」において受賞しました。(令和2年4月7日)
【プレスリリース】積層ナノ磁性体における磁気振動の増幅効果の発見 -AI技術開発に「ブランコの数理」が示す新しい視点- (関連ページ)
論文"Parametric amplification of magnons in synthetic antiferromagnets" by A. Kamimaki, S. Iihama, K. Z. Suzuki, N. Yoshinaga, and S. Mizukami, Physical Review Applied 13, 044036 (2020) の成果に関連しプレスリリースを行いました。また本成果は、「日刊産業新聞 2020年04月15日 朝刊」および「鉄鋼新聞 2020年04月20日 朝刊」にも紹介されました。
MathAM-OIL 第4回企業連携ワークショップが開催されました
ご来場頂き、どうもありがとうございました。
日時:令和元年12月19日(木)午後1:00
会場:秋葉原コンベンションホール(秋葉原ダイビル2階) (〒101-0021 東京都千代田区外神田1-18-13)
主催:国立研究開発法人産業技術総合研究所 数理先端材料モデリング オープンイノベーションラボラトリ(MathAM-OIL)
共催:国立大学法人東北大学 材料科学高等研究所(AIMR)
【受賞】公益社団法人 日本材料学会 金属ガラス部門委員会 優秀研究発表賞
第5回材料WEEKワークショップにて、奥川将行産総研特別研究員(現在 大阪大学 助教、MathAM-OIL協力研究員)が「気相法によって作製したアモルファスGe薄膜の構造変化と結晶化」において受賞しました。(令和元年10月16日)
【プレスリリース】細胞分裂面を決める波を人工細胞内で安定的に発生させる条件の解明 -自律的に分裂可能な人工細胞の構築に向けた成果- (関連ページ)
論文"Cell-sized confinement controls generation and stability of a protein wave for spatiotemporal regulation in cells" by Shunshi Kohyama, Natsuhiko Yoshinaga, Miho Yanagisawa, Kei Fujiwara, and Nobuhide Doi, eLife, 8, e44591 (2019) の成果に関連しプレスリリースを行いました。また本成果は、「日刊工業新聞2019年07月31日 朝刊」および「化学工業日報 2019年08月22日 朝刊」にも紹介されました。
MathAM-OIL 第3回企業連携ワークショップが開催されました
ご来場頂き、どうもありがとうございました。
日時:平成30年12月5日(水)午後1:00
会場:東京コンベンションホール(東京スクエアガーデン5階) (〒104-0031 東京都中央区京橋三丁目1-1)
主催:国立研究開発法人産業技術総合研究所 数理先端材料モデリング オープンイノベーションラボラトリ(MathAM-OIL)
共催:国立大学法人東北大学 材料科学高等研究所(AIMR)
【プレスリリース】アモルファス相変化記録材料の局所構造をモデル化する技術を開発 (関連ページ)
論文"Distortion of Local Atomic Structures in Amorphous Ge-Sb-Te Phase Change Materials" by A. Hirata, T. Ichitsubo, P.F. Guan, T. Fujita, and M.W. Chen, Phys. Rev. Lett. 120, 205502 (2018) の成果に関連しプレスリリースを行いました。
【受賞】The 9th Taiwan-Japan Joint Workshop for Young Scholars in Applied Mathematics, Excellent Presentation Award (関連ページ)
The 9th Taiwan-Japan Joint Workshop for Young Scholars in Applied Mathematicsにて、Gao Yueyuan 産総研特別研究員が「Existence and uniqueness results for a first order conservation law involving a Q-Brownian motion」において受賞しました。(平成30年3月4日)
【プレスリリース】環境に優しい気相脱合金法による3次元ナノポーラス合金の創製 (関連ページ)
論文"Three-dimensional Bicontinuous Nanoporous Materials by Vapor Phase Dealloying" by Zhen Lu, Cheng Li, Jiuhui Han, Fan Zhang, Pan Liu, Hao Wang, Zhili Wang, Chun Cheng, Linghan Chen, Akihiko Hirata, Takeshi Fujita, Jonah Erlebacher, and Mingwei Chen, Nature Communications 9, 276 (2018) の成果に関連しプレスリリースを行いました。
MathAM-OIL 第2回企業連携ワークショップが開催されました
ご来場頂き、どうもありがとうございました。
日時:平成30年1月15日(月)午後1:00
会場:秋葉原コンベンションホール(秋葉原ダイビル2階) (〒101-0021 東京都千代田区外神田1-18-13)
主催:国立研究開発法人産業技術総合研究所 数理先端材料モデリング オープンイノベーションラボラトリ(MathAM-OIL)
共催:国立大学法人東北大学 材料科学高等研究所(AIMR)
MathAM-OILがAIMResearchで紹介されました
「東北大学片平キャンパスに新設されたMathAM-OILは、AIMRとAISTの連携を通じて、先端技術を支える「優れた材料」開発のシーズを提供する」でMathAM-OILが紹介されました。
第7回計算統計物理学研究会が開催されました
ご来場頂き、どうもありがとうございました。
日時:平成29年9月25日 (月) ~ 26日 (火)
会場:東北大学片平キャンパス AIMR本館2階セミナー室 (宮城・仙台) (〒980-8577 宮城県仙台市青葉区片平2-1-1)
主催:計算統計物理学研究会、国立研究開発法人産業技術総合研究所 数理先端材料モデリング オープンイノベーションラボラトリ(MathAM-OIL)
共催:国立大学法人東北大学 材料科学高等研究所(AIMR)
MathAM-OIL 第1回企業連携ワークショップが開催されました
ご来場頂き、どうもありがとうございました。
日時:平成29年年1月25日(水)
会場:TKPガーデンシティPREMIUM神保町(東京・神保町) (〒101-0054 東京都千代田区神田錦町 3-22)
主催:国立研究開発法人産業技術総合研究所 数理先端材料モデリング オープンイノベーションラボラトリ(MathAM-OIL)
共催:国立大学法人東北大学 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)