当研究グループが主体的に実施した行事や外部表彰などをご紹介します。
「セルロースナノファイバー利用促進のための原料評価書」を公開
- −木質系バイオマスの効率的選択を支援、CNF部材の社会実装を後押し−
- NEDOは、非可食性植物由来化学品製造プロセス技術開発に取り組んでいます。今般、森林総合研究所、産業技術総合研究所、東京大学、京都大学、京都工芸繊維大学、大阪大学、東京工業大学、(株)スギノマシン、第一工業製薬(株)、三菱鉛筆(株)と共同で、木質系バイオマス(原料)の物性を明らかにしつつ、原料をパルプ化、セルロースナノファイバー(CNF)化して、これらの特性を明らかにし、原料の性質と関連させ系統的にまとめ、さらにCNFの製造に携わる材料メーカーや利用に携わる製品メーカーなどに、原料・パルプ・CNFの特性と、さまざまなCNFを製品に利用した場合の適性を示すことにより、原料の効率的な選択を支援することを目的として「CNF利用促進のための原料評価書」にまとめて公開します。
- 今後は本評価書を活用して、CNFの材料メーカーや製品メーカーなどのCNF部材の社会実装を後押しします。
- 本原料評価書は、非可食性植物由来化学品製造プロセス技術開発(事業期間:2013年度〜2019年度)研究開発項目:非可食性植物由来化学品製造プロセス技術開発/木質系バイオマスから化学品までの一貫製造プロセスの開発/木質系バイオマスの効果的利用に向けた特性評価(実施期間:2017年度〜2019年度)にて得られた成果をまとめたものです。
- (国研)産業技術総合研究所中国センターのホームページから申し込みができます。(外部リンク)
追記事項
セルロース材料グループ