スライド1
Integrated Research Center for
Nature Positive Technology
スライド2
Integrated Research Center for
Nature Positive Technology
スライド3
Integrated Research Center for
Nature Positive Technology

センター概要

ネイチャーポジティブ技術実装研究センターの目標

ネイチャーポジティブが国際的な潮流となる中で、生物多様性を含む自然資本の劣化が企業活動を含む社会経済活動のサステイナビリティへの明確な脅威と認識され、世界的な社会課題となっています。 そこで、産総研がもつ自然・環境に関する技術【シーズ】を結集し、ネイチャーポジティブ社会の実現に向けた自然資本の保全・回復に資する計測・評価・対策等の統合技術の開発を行い、以下の3つの社会実装を目指します。

(1)TNFD評価を包含したサステナビリティ 分析の社会実装

(2)企業課題解決に向けたネイチャーテック技術の社会実装

(3)地域レベルの自然資本評価技術の社会実装


チーム構成

自然資本DB構築・価値解析チーム(9名)

自然資本の現状および変遷を把握するため、水・土壌・植生等の自然資本データベースを構築し、それらの情報の価値評価をするための解析技術を開発します。


自然資本診断技術チーム(10名)

多様な自然資本評価のニーズに応えることを目指して、水・土壌を中心にそれらの物理的・化学的・生物的な特性に着目した計測・分析・モニタリングに係る融合技術を開発します。


生態影響・対策技術評価チーム(11名)

人為的活動(新規材料や物質、開発事業等)の自然資本に対する影響やその対策技術の評価手法を開発するとともに、社会心理・経済的な観点も含めた総合的な評価に資する技術・指標の開発を行います。


サステナビリティ分析チーム(6名)

生産・消費活動に関わる自然環境への依存や影響を評価するための分析・シミュレーション技術の開発とともに、産業活動に起因する自然資本へのインパクトを低減し持続可能なバリューチェーンの構築を支援する技術開発を行います。


コア技術

環境基盤情報、環境DNA・微生物解析(地下微生物利用)、高感度センシング技術、水質汚染計測技術(PFAS,MP)、地圏環境評価・水系暴露シミュレーション、水リスク分析、LCA・資源フロー分析、機械学習・深層学習、バイオレメディエーション、水処理再生技術、測定の不確かさ解析


参加領域

地質調査総合センター、エネルギー・環境領域、計量標準総合センター、エレクトロニクス・製造領域