情報・人間工学領域シンポジウム
「人中心社会に向けた情報技術基盤の再設計」
●開催趣旨
これまでの情報社会(Society4.0)ではITやAI技術の進化に伴い、インターネットなどを介し大量の情報やデータが蓄積され、それらの分析や活用が行われてきました。
主に深層学習をベースとした画像認識や音声認識などにより、集められた情報やデータを用いて個々の課題解決を実現する人工知能技術の可能性が実証されつつあります。しかし、例えば、肺X線画像を別の画像診断に用いたり、経済活動や健康増進活動など、診断以外の目的で活用されることはなく、集められた知識や情報を共有して、分野を問わない横断的な連携をするには至っていません。その要因の一つとして考えられるのが、これまで発展してきた情報技術も含めた社会そのものが、集めたデータを連携したり、様々な情報のつながりにより新たな価値を生み出す構造になっていないことです。
本シンポジウムでは、様々なデータ・情報がつながり新たな価値を生み出す社会(Society 5.0)の実現に向け、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムを可能にする情報技術基盤の再設計"Redesign"をテーマに、データ、サイバーフィジカルシステム技術、セキュリティの3視点から、産総研での最新研究の一端をご紹介しつつ、今後我々が目指すべき社会への展望について議論します。
皆様のご来場をお待ちしています。
※ご参加にあたっては事前のお申込みをお願いいたします。
主催 | 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 情報・人間工学領域 |
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日時 | 2019年9月25日 (水) 13時30分 ~ 16時50分(受付開始:13:00) |
会場 | 秋葉原コンベンションホール 〒101-0021 東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル2F (交通アクセス) |
参加費 | 無料 |
プログラム |
(司会:産業技術総合研究所 情報・人間工学領域 研究戦略部研究戦略企画室長 吉田 英一
13:30~13:35 オープニング 産業技術総合研究所 情報・人間工学領域 研究戦略部長 横井 一仁
13:35~14:05 講演1 「情報・人間工学領域における取組と今後の方針」産業技術総合研究所 理事/情報・人間工学領域長 関口 智嗣
14:05~14:45 基調講演 「人にやさしい社会の実現のための課題と技術」JST 研究開発戦略センター システム・情報科学技術ユニット 上席フェロー/産業技術総合研究所 情報・人間工学領域 上席IC 木村 康則
(14:45~15:05 休憩)
15:05~15:25 講演2「人中心社会を支えるデータプラットフォームの再設計」 産業技術総合研究所 人工知能研究センター データプラットフォーム研究チーム長 金 京淑
15:25~15:45 講演3「サービス価値を生み出す人間データの収集・連携デザイン」産業技術総合研究所 人間拡張研究センター長 持丸 正明
15:45~16:05 講演4「人・機械協調AIを実現するサイバーフィジカルシステム技術」産業技術総合研究所 人工知能研究センター 副研究センター長 谷川 民生
16:05~16:25 講演5「ABCIとSINETにより実現する統合AI基盤」産業技術総合研究所 人工知能研究センター 人工知能クラウド研究チーム長 小川 宏高
16:25~16:45 講演6「超スマート社会時代を支えるサイバーフィジカルセキュリティ」産業技術総合研究所 サイバーフィジカルセキュリティ研究センター長 松本 勉
16:45~16:50 クロージング産業技術総合研究所 情報・人間工学領域 研究戦略部長 横井 一仁
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参加申込 | 事前登録制(こちら)。※9月20日正午まで受付。ただし、定員になった場合は期日前に申し込みを終了させていただきます。 |
お問い合わせ先 | シンポジウムに関するお問合せは以下にお願いします。 産業技術総合研究所 情報・人間工学領域 シンポジウム事務局 〒305-8560 茨城県つくば市梅園1-1-1 中央第1 Eメール:ith-symposium-ml*aist.go.jp(*を@に変更して送信下さい。) |
情報・人間工学領域に関するお問合せ
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 情報・人間工学領域
〒305-8560 茨城県つくば市梅園1-1-1 中央第1
Eメール:ith-liaison-ml*aist.go.jp(*を@に変更して送信下さい。)