産友会メールマガジン第60号 【新しいコーティング関連技術】
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産総研中国センター友の会(産友会)メールマガジン
【第60号/ 2016.12.28発行】
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【特集:新しいコーティング関連技術】
コーティングといえば、塗装を含めて様々な方式があり、耐久性、疎水性、潤滑性の付与といった表面処理の分野だけではなく、様々なものづくりの分野で使われつつありますが、今後、その「スマート化」がますます進展していくことになるでしょう。
(報告書、記事等)
■平成27年度 特許出願技術動向調査報告書(概要) 塗料
特許庁による本報告書では、近年、中国市場において特に注目されている「塗料」の分野について調査分析を行っています。
■コーティングはよりスマートに
米調査会社ラックスリサーチ(www.luxresearchinc.com)は先進コーティング技術に関する技術イノベーション動向調査を実施しました。
(産総研関係)
■先進コーティング技術研究センター
本研究センターは、AD(エアロゾルデポジション)法や、光MOD(金属有機化合物分解)法、LIJ(レーザー援用インクジェット)法などの 産総研が世界を先導するポテンシャルを有する先進コーティング技術を核に、産総研の基礎研究ポテンシャルを活かした材料開発と成膜メカニズム解明に基づくプロセスの高度化、それを基にした多事業分野での民間企業への橋渡しを実現することをミッションとしています。
■製造技術研究部門 表面機能デザイン研究グループ
材料創成技術、シミュレーションと実験とが協調した表面物性評価技術、表面修飾技術をベースとした表面機能創成を中核として、基礎現象解明に基づいた「表面機能設計技術」の開発とその応用展開に取り組んでいます。
■構造材料研究部門 材料表界面グループ
各種構造材料に機能性皮膜をコーティングすることで、基材表面に様々な化学的特性を付与し、高機能化する研究を行っています。具体的には、自己組織化単分子膜、ポリマーブラシ、有機ー無機ハイブリッド皮膜等をコーティングすることで、はっ水/はつ油性、防汚性、耐食性、耐指紋性、耐氷雪性、防曇性などの機能を付与する研究開発を進めています。
■フレキシブルエレクトロニクス研究センター
ディスプレイやセンサーなどの情報通信端末機器の使用利便性の向上、省エネルギー化の促進を目指して、軽い、薄い、落としても壊れない、形状自由度が高いという特徴を備えたフレキシブルデバイスの開発に取り組んでいます。また、これらフレキシブルデバイスを省エネルギー・省資源・高生産性で製造する技術として、印刷法を駆使したデバイス製造技術(プリンタブルエレクトロニクス技術)の開発に取り組んでいます。
■常温プロセスで全固体薄膜リチウムイオン電池の試作に成功 -エアロゾルデポジション法による蓄電池製造の新工法開発を本格化-
産総研などは、産総研が開発したセラミックス材料の常温高速コーティングプロセスであるエアロゾルデポジション(AD)法を用いて、酸化物系の正極材料、負極材料、固体電解質材料を薄膜・積層化して、金属基板上に3層構造からなる全固体薄膜リチウム(Li)イオン電池を試作し、蓄電池としての充放電特性を世界で初めて確認しました。
■レーザー援用インクジェット法で微細な配線の高速描画に成功 -さまざまな基板への低抵抗配線を可能とする工業用インクジェット技術-
産総研は、インクジェット描画中にレーザー照射を行うことで、従来の工業用インクジェット技術では困難であった、描画線幅の微細化と線厚みの厚膜化の関係を両立させ、重ね塗りすることなくアスペクト比(配線厚/配線幅)が1以上、線幅10μm以下の微細導体パターンを10mm/secの速さで描画することに成功しました。
■傷つけられても元に戻る透明で曇らない膜の開発 -水溶性ポリマーと粘土粒子からなるハイブリッド膜で表面処理-
産総研は、透明で自己修復性のある皮膜をコーティングする防曇処理技術を開発した。この皮膜は、高い光学特性や防曇性に加え、自己修復性、密着性、水中での安定性、水中はつ油性(油が付着しない性質)にも優れている。また、様々な基材表面にも容易にコーティングすることができます。
■塗工・印刷可能な単層カーボンナノチューブコート剤を開発 -単層カーボンナノチューブを低コストで利用可能に-
産総研などは、カーボンナノチューブ(CNT)を溶媒中に高濃度で分散させることによって、基板上に塗工・印刷が可能な単層CNTコート剤を得ることに成功し、単層CNTを、一定の厚さを保った上で大面積厚膜を塗工する技術や、単層CNTの微細パターンの成形を低コストに印刷する技術を開発しました。
■付着を防止する表面処理技術 -粘性液体の付着抑制や氷の付着力を低減-
産総研は、各種粘性液体や氷の付着を大幅に抑制できる表面処理技術を開発しました。今回開発した表面処理技術により、 さまざまな粘性液体の付着の抑制や氷の付着力を低減できるため、包装容器、金型、船底、取水口、建材など、粘性液体や氷が付着しやすい固体表面への使用が期待できます。
■超微細回路を簡便・高速・大面積に印刷できる新原理の印刷技術を開発 -あらゆる生活シーンのIoT化・タッチセンサー化を加速する新技術-
産総研などは、紫外光照射でパターニングし、銀ナノ粒子を高濃度に含む銀ナノインクを表面コーティングするだけで、超高精細な銀配線パターンを製造できる画期的な印刷技術「スーパーナップ(SuPR-NaP;表面光反応性ナノメタル印刷)法」を開発しました。
(学会、その他)
■一般社団法人表面技術協会
本協会は、金属をはじめ、プラスチック、セラミック等の素材へのめっき、化成処理、塗装、研磨、洗浄、熱処理などの技術とその関連分野を扱っています。
■公益社団法人日本表面科学会
本学会は、表面科学に関する学理及びその応用についての研究発表、知識の交換を行っています。
■日本塗装技術協会
本協会は、塗装に関する学術的、技術的、生産的、教育的事項について調査・研究を行っています。
■工業塗装の概要
日本工業塗装協同組合連合会による本資料には、塗装の目的や分類などの、塗装に関する様々な事柄が紹介されています。
■コーティングに関する技術情報
日本アイ・ティ・エフ株式会社によるもので、セラミックコーティング、DLCコーティングなどの技術情報が掲載されています。
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