合理的な分子プロファイリング・システムを構築し、ドロップ薬の再開発、開発薬の臨床研究へのステップアップを効率化します。そのために、高感度定量プロテオミクスによる化合物ターゲットの決定と薬理薬効のメカニズム解明を目指す定量プロテオミクスチーム、化合物プロファイリングの数理解析により作用パスウェイおよび機序を推定する数理システム解析チーム、情報集約によるデータ・マネージメントと知的データ解析基盤の構築を行うデータ管理統合チーム、創薬支援ソフトウェアの開発と豊富な応用事例で新規な標的に対する分子設計を支援する理論分子設計チーム、独自のNMR技術と各種実験の組み合わせにより薬物の作用様式を解明を目指す分子間相互作用解析チーム、の5チームを編成しています。停滞している日本の創薬力の短期的且つ効果的な活性化に寄与する、合理的な創薬プロセスの構築を目指しています。