デジタルヒューマン工学研究センターでは、個人の身体機能と、個人が製品・サービスの提供を受けて起こす行動、それによる生活の変化を観測し、コンピュータ上に再現する技術-デジタルヒューマン工学の研究を進めます。本センターの研究方法論の特徴は、どういう身体性の人がどういう環境下でどう行く行動をとりどのような生活を構成したか、という情報を実社会のサービスを通じて観測、蓄積し、そのデータベースからデジタルヒューマンモデルを構成して、人間生活に適合した製品・サービス設計に活用するというサイクルで研究を進める点にあります。この方法論に基づいて、生活の安全・健康維持を実現する製品、生活機能を支えるロボット技術を開発していきます。