↑図1 各種エネルギー源のエネルギーペイバックタイム(EPT)の比較(クリックで拡大します)
↑図2各種エネルギー源のエネルギー収支比(EPR)の比較(クリックで拡大します)
↑図3 各種エネルギー源の温暖化ガス排出量の比較(クリックで拡大します)
p style="margin: 0.5em 0 0 0; color: #303030; line-height: 120%;">
出典:
下記の文献を参考にしています。寿命は30年に揃えています(風力は設計寿命の20年)。EPTやEPRは極力、ライフサイクル全体に対して計算しています(文献によっては廃棄・リサイクルが無視されています)。
太陽熱温水器等(参考) [Tsutsumi,1992]
バイオマス火力(森林) [Yoshioka,2005](林地残材、3MW、寿命30年、熱効率12%~40%(標準ケースは12%)
波力 [Uchiyama,1995]
海洋温度差 [Uchiyama,1995]
太陽光発電(旧来技術) [Mizuho,2008][Yamada,2002] (現在既に広く普及している技術)
太陽光発電(最新技術) [Mizuho,2008][Yamada,2002] (現在普及の初期段階の技術)
風力発電(寿命20年) [Ebihara,2001][Denchuken,2001] (設計寿命20年。一部電気設備などを含まない)
地熱 [Uchiyama,1995][Denchuken,2001]
水力 [Uchiyama,1995][Denchuken,2001]
原子力発電 [Hondo,2001][Denchuken,2001][Uchiyama,2006][Uchiyama,1995]
化石燃料火力発電 [Uchiyama,1991][Uchiyama,2006][Uchiyama,1995][Denchuken,2001]
太陽光発電のEPR/EPRについては、こちらにより詳しいまとめがあります。
[Denchuken,2001] ライフサイクルのCO2排出量を電源別に求める、電中研ニュースNo.338(見直し後のデータ含む)、2000年10月/2001年8月
[Ebihara,2001] 天野耕二、海老原美里、風力発電システムの導入と運用にともなう環境負荷量のライフサイクル評価, 第29回環境システム研究論文発表会, 2001
[Hondo,2001] 本藤祐樹、ライフサイクルCO2排出量による原子力発電技術の評価、電力中央研究所報告書Y01006、2001年8月
[Mizuho,2008] みずほ情報総研、平成19年度中間年報 新エネルギー技術研究開発 太陽光発電システム共通基盤技術研究開発太陽光発電システムのライフサイクル評価に関する調査研究、NEDO報告書No.100012583、2008年
[Tsutsumi,1992] 太陽光・熱ハイブリットシステムのエネルギー分析(堤他,平成4年電気学会全国大会講演論文集,1992年)より新エネルギー・産業技術総合開発機構作成
[Uchiyama,1991] 内山洋司、発電プラントのエネルギー収支分析、電力中央研究所報告書 No. Y90015、1991年3月
[Uchiyama,1992] 内山洋司、山本博巳、発電プラントの温暖化影響分析、電力中央研究所研究報告Y91005
[Uchiyama,1995] 内山洋司、発電システムのライフサイクル分析、電力中央研究所(経済社会研究所)報告書Y94009、平成7年3月
[Uchiyama,2006] 内山洋司、再生可能エネルギー発電技術のライフサイクル評価、電気学会論文誌126(2006)222.
[Yamada,2002] 山田興一、小宮山宏、太陽光発電工学、2002年10月、ISBN4-8222-8148-5
[Yoshioka,2005] 吉岡拓如他, Energy and carbon dioxide (CO2) balance of logging residues as alternative energy resources: system analysis based on the method of a life cycle inventory (LCI) analysis, Journal of Forest Research 10 (2005) 125-134.
EPTの定義は、ライフサイクル中の投入エネルギーを取り戻すまでの期間に極力揃えています。EPT/EPRの定義については、こちらをご参照下さい。
|