力トルク標準研究グループ

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力トルク標準研究グループ

力・トルク(力のモーメント)の各量について、国家計量標準の範囲を拡大し、高度化し、国際整合性を確保し、標準を維持して産業界に安定的に供給することが、当研究グループの主たるミッションである。

力に関しては力標準機から力計さらには材料試験機へ、トルクに関してはトルク標準機からトルクメータ・トルクレンチやトルク試験機へと、国家標準から現場の一般計測器につながるトレーサビリティを確保するために必要な課題について研究・技術開発を行っている。

日本の力・トルクの国家標準

National Torque Standard (English)

手動式トルクレンチのトレーサビリティ構築に向けて

グループの研究課題

力標準の開発と高度化

ひずみゲージ式力計と比べて感度の長期安定性に優れた音叉共振式力計の開発と、これを応用した力比較器の開発を進めています。

トルク標準の開発と高度化

トルク標準の下限を0.01 N・mまで拡大するための研究と、標準供給に必要となる高精度小容量トルク計測機器の開発をしています。

電磁力を利用したトルク校正技術の開発

電磁力による精密な微小トルクの実現方法に関する研究と、この原理に基づいた微小トルク標準機の開発を進めています。

分力計の評価技術の開発

一方向の力だけでなく、異なる方向の力やモーメントの組み合わせに対する応答によって、分力計を評価する研究をしています。

グループの構成メンバー

                 
所属・役職および名前
研究グループ長
西野 敦洋 (NISHINO Atsuhiro)
主任研究員
林 敏行 (HAYASHI Toshiyuki)
主任研究員
朱 俊方 (ZHU Junfang)
主任研究員
濱地 望早来 (HAMAJI Misaki)
研究員(兼務:分析計測標準研究部門 音波振動標準研究グループ)
長谷川 暉 (HASEGAWA Akira)
シニアスタッフ
前島 弘 (MAEJIMA Hiroshi)
テクニカルスタッフ
柴野 容一 (SHIBANO Youichi)
テクニカルスタッフ
野手 美智雄 (NOTE Michio)
アシスタント
美濃 留美子 (MINO Rumiko)