研究テーマRESEARCH TOPICS

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様々な生体関連標準物質に正しい純度値あるいは濃度値を付与するため、国際単位系(SI)にトレーサブルな定量技術の開発を行っています。 技術開発にあたっては、簡易精製や誘導体化をはじめとした様々な前処理操作を行ったり、LC/MSやGC/MS等の測定の感度や選択性を向上させるなどの工夫をすることによって精確性や堅牢性の高い分析技術の構築を目指しています。

研究テーマ

低分子

  • 前処理技術の開発
  • 精密質量を利用した不純物の定性
  • D-アミノ酸の分析技術の開発

核酸

  • 核酸標準物質の開発
  • 高効率スプレー技術の開発
  • HPLC、LC/MSによる核酸分析・定量法の開発
  • PCRをベースとした精確な核酸定量法の開発

タンパク質

  • 質量分析による翻訳後修飾解析
  • タンパク質の高精度定量法の開発
  • 質量分析を用いたタンパク質の高次構造解析技術の開発
  • 計算科学による質量分析内におけるペプチド・タンパク質の構造解析

外部資金による研究テーマ

科研費(現在進行中のテーマ)

  • 若手研究・2024年度~2027年度「核酸・タンパク質同時検出による完全ウイルス粒子定量技術の開発」(研究代表者:長谷川丈真)
  • 基盤研究C・2024年度~2026年度「夾雑環境のタンパク質の物性評価に向けた温度可変のネイティブ質量分析の開発」(研究代表者:七種和美、研究分担者:絹見朋也)
  • 基盤研究C・2024年度~2026年度「極微細液滴発生ノズルによる葉面へのナノ粒子散布と植物応答評価システムの構築」(研究代表者:安保 充、研究分担者:藤井紳一郎)
  • 基盤研究C・2023年度~2025年度「質量分析を活用した放射線照射されたモノクローナル抗体の構造変化の解析」(研究代表者:絹見朋也、研究分担者:七種和美)
  • 基盤研究B・2021年度~2024年度「水だけを溶媒とするグリーンで迅速な食品残留分析技術の創出」(研究代表者:鎗田 孝、研究分担者:川口 研 )

科研費(終了したテーマ)

  • 基盤研究C・2021年度~2023年度「アポプラストROSモニタリングによる植物状態のプロファイリング解析」(研究代表者:安保 充、研究分担者:藤井紳一郎)
  • 若手研究・2019年度~2021年度「細胞内環境下の新規構造解析手法 In-cell Native MSの確立」(研究代表者:七種和美(末松和美))
  • 基盤研究C・2019年度~2021年度「シミュレーションと実験データのデータ同化によるタンパク質の立体構造解析」(研究代表者:渕上 壮太郎、研究分担者:七種和美(末松和美))
  • 基盤研究C・2018年度~2022年度「医用材料に吸着する超微量タンパク質の高感度絶対定量法の開発」(研究代表者:加藤愛)
  • 基盤研究C・2018年度~2020年度「モリアオガエル泡巣(卵塊)の精密解析:泡立ち機能成分の同定・最適化」(研究代表者:茂里 康、研究分担者:絹見朋也)
  • 基盤研究C・2013年度~2015年度「植物工場の生産性向上を指向した植物根滲出物の動的モニタリング手法の開発」(研究代表者:安保 充、研究分担者:加藤愛、藤井紳一郎)
  • 基盤研究B・2012年度~2014年度「放射光軟X線を用いたATP分子変異の誘発による生物効果の制御」(研究代表者: 藤井 健太郎、研究分担者:藤井紳一郎)
  • 基盤研究C・2012年度~2014年度「生体マトリックス中タンパク質の高精度、高感度定量法の開発」(研究代表者:絹見 朋也)
  • 挑戦的萌芽研究・2012年度~2013年度「非DNAに対する放射線損傷に伴う生物影響の検討」(研究代表者: 藤井 健太郎、研究分担者:藤井紳一郎)
  • 若手研究B・2012年度~2014年度 「配列特異的な核酸分子の高精度定量技術の開発」(研究代表者:藤井紳一郎)
  • 若手研究B・2009年度~2010年度 「バイアル抽出法の開発及び微量分析への応用」(研究代表者:川口研)
  • 基盤研究C・2009年度~2011年度「分子特異的元素を指標としたタンパク質・核酸の高感度分析法の開発」(研究代表者:高津 章子、研究分担者:藤井紳一郎)

その他の公的資金

  • 三菱総研受託研究・2020年度~2022年度「極低濃度核酸に関する国際標準化」
  • 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))・2022年度~2023年度「日台アオガエル科のカエルが産生する泡巣(卵塊)の進化・機能解明」(研究代表者:茂里康)
  • AMED受託研究・2020年度~「新型コロナウイルスの信頼性の高い迅速診断システムの開発」(研究代表者:亀山仁彦)
  • 独立行政法人日本学術振興会 外国人招へい研究者(短期)・2020年度「アンビエントイオン化質量分析法の応用・高度化と問題点の洗い出し」(研究代表者:絹見朋也)
  • NEDO受託研究・2019年度~2023年度「IoT社会実現のための革新的センシング技術開発/革新的センシング基盤技術開発/超微小量センシング信頼性技術開発」(研究代表者:福田伸子)
  • AMED受託研究・2017年度~2020年度「次世代医療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業」
  • 三菱総研受託研究・2017年度~2019年度「ゲノム解析及び他項目遺伝子関連検査に関する国際標準化」(研究代表者:藤井紳一郎)
  • NEDO受託研究・2005年度~2008年度「知的基盤創成・利用促進研究開発事業/臨床検査用標準物質の研究開発」(研究代表者:千葉光一)