循環経済（Circular Economy: CE）に係る国際ワークショップ（WS）のご案内

日時

場所

産総研臨海副都心センター

〒135-0064 東京都江東区青海2-3-26

本WS開催の目的:

循環経済に関する取り組みは重要であるというのは共通世界的認識であるが、 地域性の要素が強く、 例えば先進国・後進国、欧州・アジアではその考え方は大きく異なる。

一方で、循環経済を冠とした学術会議は多数存在するものの、 研究や開発の妥当性を示すためのフォーキャスト的な観点での講演会が多く、 また、より広い視野での各国論や標準化の観点からの学術会議や講演会は 数が少ないことが問題であった。

このような背景から、 循環経済の必要性という社会課題にどう取り組むべきかという点にフォーカスし、 様々な視点からの循環経済に係る取り組みに関する情報を収集することが 可能となる本国際WSを開催する。 本WSでは、 とくに持続可能な循環経済を促すためのエコデザイン指令を2022年発令したEUに 焦点を当て、 特に当該考え方に標準化（規格化）や（得意分野たる）DXの取り組みを 積極的に実施しているドイツ関係者（ドイツ規格協会：DIN）を招致し、 ご講演頂く。 また、ISO/TC323（CE）における取組についても関係者を招致し、 標準化戦略・国内/国外企業の本課題に対する取り組みをご講演頂く予定である。 さらに日本やドイツの企業（日立製作所、Evonik、Orion）における 当該CEへの戦略・取り組みをご講演頂く。

本WSは計測ソリューションコンソーシアム（COMS）が 社会解決課題の情報共有の一助となることを目的として主催し、 さらに当WSにおいては計量・計測の観点から取り組みを 東レリサーチセンターよりご紹介する予定である。

尚COMSは産総研と計測機器メーカ・分析機器メーカで構成するコンソーシアムである。

Meeting Program

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12:45-13:45 Registration
13:45-14:00 Opening Talk Introduction of COMS and purpose of today's workshop Dr. Toshiyuki Fujimoto
14:00-14:40 lecture 1 Implications from Circular Economy Policy Trends in EU and Germany Dr. Kazunori Kitagawa : Japan Productivity Center
14:40-15:20 lecture 2 Standards for a Circular Economy - Closing the Loop Ms. Anna Maria Trawnitschek : Deutsches Institut für Normunge. V.
15:20-15:50 lecture 3 Circular economy innovation with digital & physical technology Dr. Shinnichi Taniguchi : Hitachi, Ltd.
15:50-16:20 Break / Poster session
16:20-16:50 lecture 4 Importance of instrumental analyses in Circular Economy, challenges for longer product lifetime and insights into various properties of recycled materials Dr. Yasuhito Aoki : Roray Research Center, Inc.
16:50-17:20 lecture 5 Working strategy toward CE Dr. Martin Reisinger : Evonik United Silica Industrial Ltd.
17:20-17:50 lecture 6 Orion's sustainable vision - our sustainability path for Carbon Blacks in Coatings Dr. Konrad Rockstein : Orion Engineered Carbons GmbH
17:50-18:00 Closing Talk Dr. Naohiro Nishimoto
18:00-18:30 Break / Poster session
Dinner
18:30-20:30 Mixer in AIST water front