研究内容
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研究内容
■ 衛星アーカイブ・配信に関する研究(NASA/USGSとの国際協力) 衛星データを知的基盤データとして配信するためのアーカイブ・配信に関する研究を行います。 GSJでは2014年12月より、日米共同運用中のASTERについて、全1次データ(生データ)をNASAからインターネットを通じアーカイブし、その一次データに対してGSJで行ってきた品質管理を適応し、高次プロダクトを作成しています。 その結果はJSS、並びにUSGSに日々提供しています。 本課題においては、ASTERの定常運用を維持・管理するとともに、国際標準に準拠したメタ情報の整備、配信について運用を含めた研究活動を行います。 これにより、品質管理に関する研究の成果の取り込み、さらには、衛星情報の利活用促進としての高次プロダクト、サービスに関する研究にも繋がります。 ■ 品質管理(校正・検証および標準化)に関する研究 マルチスペクトルセンサ(ASTER)およびハイパースペクトルセンサ(HISUI)の地球観測データの品質管理研究を行います。 具体的には、衛星搭載センサーの特性や経年劣化把握のために、機上校正・代替校正・相互校正等の校正技術の開発および適用を行い、衛星情報の高精度化に貢献します。 品質管理されたASTER等の基盤データは、小型商用衛星などの今後のデータ品質評価においても有用と期待されます。 また、衛星データの精度を検証するため地上で自動取得されたデータを用いた研究開発を行います。地上観測ネットワーク(PEN)のデータ取得にも貢献しています。 ■ 衛星情報の利活用促進のための研究 衛星データ(特にASTER)を用いた防災、資源、環境に関する利活用研究を行います。 防災分野 資源分野 環境分野 |