地球化学図の研究

地球化学図とは

私たちが生活している地表がどのような元素からできているのかを表したものが「地球化学図」です。全国の河川や日本周辺の海底から砂や泥などの堆積物を集めて化学分析を行い、含まれている元素の濃度の多少を色の違いで示しています。分析対象としている元素は鉛、ヒ素などの有害元素を含む53元素です。

地球化学図の利活用

地球化学図は各地域の元素の濃度分布が分かるので、人為汚染の評価・農作物の産地推定・考古学試料の移動経路解明などに利用されています。

地球化学図のでき方

地球化学図は次のような工程で作成されています。

公開中の地球化学図

現在、４種類の地球化学図をwebサイトで公表しています。また、書籍でもご利用いただけます。書籍は各書店にてお買い求めください。

• 日本の地球化学図（日本全国の陸の地球化学図）A4カラー　4,730円
• 海と陸の地球化学図（日本全国の陸地と周辺海域の地球化学図）A4カラー　2,970円
• 関東の地球化学図（関東地方のより精密な地球化学図）A4カラー　1,430円
• 中部地方の地球化学図（中部地方のより精密な地球化学図）A4カラー　1,430円

最終更新日：2023.08.01