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応用超電導コンソーシアム

超電導人材育成事業「第9回超電導スクール(2024)」

超電導現象は、低温に冷却すると電気抵抗が消失する物理現象です。この技術を社会に適用できれば、人類が直面する様々な地球規模の課題に対し、有効な解決手段を提供できると期待されています。1986年に発見された酸化物系高温超電導材料は、超電導現象の発現に液体ヘリウムによる極低温度の冷却を必要としないため、超電導技術を広く普及できる新素材として大きな期待が寄せられているところです。さらに、近年、地球規模の課題が大きく変化し、地球環境問題、特に地球温暖化とその抑制に向けた具体的対応は人類共通の課題となっています。超電導技術は究極の省エネルギー技術であり、例えば、国境を越えた再生可能エネルギー送電網の形成などで、超電導技術の適用等が期待されています。加えて、超高感度磁気センサー、量子コンピューター等への超電導エレクトロニクスデバイス技術の適用は、資源戦略、革新的医療、人工知能(AI)等の最先端研究開発に おいて大きな期待が寄せられています。
さらに、近年、地球規模の課題が大きく変化し、地球環境問題、特に地球温暖化とその抑制に向けた具体的対応は人類共通の課題となっています。超電導技術は究極の省エネルギー技術であり、例えば、国境を越えた再生可能エネルギー送電網の形成などで、超電導技術の適用等が期待されています。加えて、超高感度磁気センサー、量子コンピューター等への超電導エレクトロニクスデバイス技術の適用は、資源戦略、革新的医療、人工知能(AI)等の最先端研究開発において大きな期待が寄せられています。

一方、超電導技術によるイノベーションを社会にいち早く普及させるには、材料開発、冷却技術から応用システム開発に至る川上から川下に関係する産業界と大学や公的研究機関が幅広く参加するオープンイノベーションの推進と、次代を担う人材育成が必要です。産総研では、2016年から2023年まで、つくば応用超電導コンステレーションズ(ASCOT)が主催する形で、次代を担う若手人材の育成を目的として、「超電導スクール」を毎年実施してきました。本年度は、主催者が「応用超電導コンソーシアム(AISupercoN)」に変更した上で、引き続き、「第9回超電導スクール(2024)」を開催いたします。学生を対象としますが、企業の若手研究者も参加できます。奮ってご参加ください。

主催:応用超電導コンソーシアム

後援:公益社団法人 低温工学・超電導学会、 一般社団法人 電気学会


開催概要

◆開催日:2024年10月10日(木)~11日(金)

◆開催場所:Microsoft Teams オンライン

◆参加資格:国内大学の大学院生(大学院への進学を予定している学生を含む)、AISupercoN会員の社会人

※下記に該当する場合は参加できます。
① AISupercoN への参加申し込み手続き中の場合
② 超電導スクールの講師が属する機関の方
③ その他特別な事情がある場合でAISupercoN会長が認めた者

※ただし、日本国内に居住者として在籍する者に限ります

※カリキュラムの一部のみの受講もできますが、修了証はすべて受講しないと発行されません

◆参加費:無料

◆参加申し込み方法:以下のページからお申し込みください(申込締め切り:10月3日(木))

学生の方

社会人の方



カリキュラム

10月10日(木)
13:25-13:30開講挨拶古瀬充穂応用超電導コンソーシアム会長
モデレータ竹下直産業技術総合研究所
13:30-14:30超電導の基礎前田京剛東京大学
14:40-16:00超電導エレクトロニクスの基礎藤巻朗名古屋大学
16:10-17:30超電導線材と超電導磁石淡路智東北大学

10月11日(金)
モデレータ松本明善物質・材料研究機構
9:30-10:40量子コンピュータ田渕豊理化学研究所
10:50-12:00超電導リニア北野淳一JR東海
12:00-12:10閉講挨拶古瀬充穂応用超電導コンソーシアム会長


お問い合わせ

下記宛先までメールでお願いいたします。
M-AISupercoN-ml@aist.go.jp
@を小文字にしてください。


最終更新日:2024.8.21

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