ご挨拶
産総研では、中枢神経損傷後に脳内にどのような変化が起き回復に繋がるのかを解明し、その知見を活用するニューロリハビリ技術の研究開発を戦略的に推進しています。ニューロリハビリ技術を確立するためには、リハビリ訓練を行った際に生じる脳活動の変化をモニタリングし、回復機序(回復のメカニズム)を神経科学的に明らかにすること、またその知見を用いて効果を最大化する介入方法を開発することが有効であると考えられます。私たちは各種技術の開発と併せて、それらの有効性を大規模な医療・介護・福祉データに基づいて追跡・評価する手段の研究を進めています。 将来的には、効果的なリハビリ訓練サービスを個々の状況やニーズに応じて提供できるような医療の支援を目指しています。
本シンポジウムは産総研のニューロリハビリ研究を紹介するとともに、この分野の第一線で活躍されている先生方にご講演をいただきます。今回はZoomでのオンライン開催ですので、自宅からでもご気軽に参加可能です。ニューロリハビリに関わる最近の研究を無料で知ることができる機会ですので、是非ご参加ください。
開催概要
- 大会長 佐藤 洋 研究部門長
- 実行委員長 肥後 範行 研究グループ長
- 開催日 2022年2月19日(土) 13:00-17:30
- 内容 講演 7件
- 会場 オンライン開催(Zoomウェビナー)
- 会費 無料
- 定員 400名
- 主催 国立研究開発法人産業技術総合研究所情報・人間工学領域
本シンポジウムは事前登録制となっております。 参加をご希望の方はこのページ下部の事前参加登録
よりご登録ください。
プログラム
- 13:00 開会挨拶 領域幹部
- 13:10 基調講演I 茨城県立医療大学保健医療学部 河野豊 教授
神経難病とニューロリハビリテーション
- 14:10 基調講演II 東北大学大学院医学系研究科高次機能障害学 鈴木匡子 教授
こわれた脳と生きる
- 15:10 休憩
- 15:20 特別講演 脳数理研究グループ 赤穂昭太郎 上級主任研究員
機械学習による脳内のネットワーク推定
- 15:50 産総研プロジェクト紹介1 肥後範行 研究グループ長
- 16:10 産総研プロジェクト紹介2 松本有央 研究グループ長
- 16:20 産総研プロジェクト紹介3 釣木澤朋和 主任研究員
- 16:30 産総研プロジェクト紹介4 菅生康子 研究グループ長
- 16:40 総合討論
- 17:00 閉会挨拶 佐藤洋 研究部門長
事前参加登録
本シンポジウムへの参加登録は終了いたしました。
- ご登録いただいたメールアドレスにZoomウェビナーのURL(ID、パスコード)をお知らせいたします。
- 参加の取り消しやその他のお問い合わせは、事務局にご連絡ください。
- 本シンポジウムは主催者側で録画させていただきます。
- ご参加の皆様による本シンポジウムの録画・録音・撮影、および資料の2次利用、詳細内容のSNSへの投稿は固くお断りいたします。
- 本シンポジウムの取材をご希望の方は、1/14(金)までに事務局までご連絡ください。
事務局ML:M-neuroreha21-ml@aist.go.jp