AIST 歩行属性判定システム
HOLMES 2020

HOLMES image

産総研の研究によって、現代の人間(日本人)の歩き方は6つの属性におおよそ分類できることが分かりました。

HOLMES2020は、歩行データを解析して属性(型)を判定し、リアルタイムにマップ上に表示します。

ご自身の歩き方に関心を持つきっかけとなり、その結果これまでよりもご自身に合った歩き方の習得につながれば、人間の歩行の研究者としてうれしく思います。

HOLMES SAMPLEComing Soon!

6つの歩行属性(型)

ただ歩くだけのことではありますが、歩き方によっては見た目の印象(カッコイイ歩き方、だらしない歩き方など)や、機能面(疲れやすさ、転びやすさなど)に明確な違いがでます。
時間や場所、状況によっても様々な歩き方をしています。

モデル歩き、足の回転速いタイプ


若年の女性が多く含まれますが、出現率は低いタイプです。背筋がよく伸びており、左右のブレが小さいという特徴があります。

category 1-若年女性レア型

背筋まっすぐ、早歩きタイプ


この属性には、若い女性が多く含まれます。背筋がよく伸びていますが、左右のブレが大き目です。骨盤がよく使えており、歩行速度が速いです。

category 2-若年女性型

ゆっくり、大またタイプ


この属性には、若い男性が多く含まれます。骨盤が後傾していますが、左右のブレは小さく、大またで歩くという特徴があります。

category 3-若年男性型

猫背、ガニ股タイプ


この属性には、中年の男性がとても多く含まれます。骨盤が後傾して、背筋が曲がっているという特徴があります。

category 4-中年型

不安定、転びやすいタイプ


高齢の方々が多く含まれる属性です。速度が遅く、ブレが大きいという特徴があります。この属性に分類された人の三人に一人は、過去一年間に転んでいます。

category 5-高齢型

快足、元気タイプ


この属性の方々は、大股で歩幅も広く、腕を大きく使い、とても元気に歩いているという特徴があります。

category 6-元気型

運動機能拡張研究チームについて