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Director

 

 産業活動に伴う物質循環を適正化し、
 未来の環境を創生する技術が必要です。

 

研究部門長 鳥村 政基  
 

部門紹介ビデオ 2024年1月30日更新


持続的発展

私たちの生活は、多くのエネルギーと資源を消費して様々な物質を作り使用していくことで成り立っていますが、その結果として地域から地球規模での様々な環境問題が起きています。これらを解決し、快適で安全な社会を構築するためには、常に人間活動が自然環境に与える影響を考慮しつつ産業経済活動を維持していく「持続的な発展」が必要です。

物質循環と環境負荷物質低減

環境創生研究部門は、大切な資源を有効に利活用するための物質循環技術、産業起源の環境負荷の管理・低減に関する科学技術研究開発を行ない、環境技術産業の振興・創出を図るとともに環境関連政策の立案・実効に寄与することで持続可能な社会の構築に貢献することを目指しています。

評価技術と対策技術

特に、水問題が顕在化しているアジア地域での課題解決を目指して、各種水質評価項目の計測、水処理・制御などの水処理関連技術を研究するとともに、廃電子機器類などの使用済み製品から、タンタルやレアアースといったレアメタルなどを効率的に分離回収する金属リサイクル技術の開発を推進しています。また従来の環境計測にバイオ・ナノ技術を融合させた次世代環境診断技術や大気・海域での炭素や各種化学物質の環境動態評価の研究にも取り組んでいます。

研究協力

私どもを取り巻く環境についての研究には、多くの要素があり、また、多くの取り組み方がありますので、私どもの部門だけではできないことがたくさんあります。このホームページにアクセスした皆様から研究への要望、ご意見をいただくとともに、協力した研究を推進することができたら幸いです。


連絡先

国立研究開発法人 産業技術総合研究所 エネルギー・環境領域 環境創生研究部門

〒305-8569 茨城県つくば市小野川16-1つくばセンター西事業所
お問い合わせ:emri-web-ml@aist.go.jp ※ @は半角に置き換えて送信願います。
または、産総研:お問い合わせ・相談・手続き よりお願い致します。