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エアロゲル研究会セミナー(第2回)
のご案内
“エアロゲル”は極めて高い空隙率とナノメートルサイズの微細構造を併せ持つ材料で、様々にユニークな特徴を持つことで知られています。特にシリカ(SiO2)のエアロゲルは、真空を用いずに極めて高い断熱性能を示す断熱材としての利用が注目され、社会実装も進んでいます。また近年、生物起源のナノファイバー(バイオナノファイバー)を利用したエアロゲルの研究も活発に行われています。
(国研)産業技術総合研究所では、エアロゲル系材料の研究と、断熱材としての社会実装に向けた開発を長年行ってきました。最近、特に断熱性能について信頼性の乏しい研究データや製品が多くなってきた現状を踏まえ、正しい性能評価の啓蒙と普及に関する活動を行っています。
今年2月にこれまでの取り組みを発展させて、信頼性の高い研究、技術開発に携わる方々がより幅広くエアロゲルを議論する場として“エアロゲル研究会”を立ち上げ、企業、大学など15の組織の方に御参加いただいています。
今般、下記のように第2回のセミナーを開催いたします。今回は関西での開催とさせていただき、所縁のあるお二人を講師にお迎えします。日本のエアロゲル研究開発のメインストリームである窓用断熱材、柔軟なエアロゲルの開発について、その中心人物のお二人の貴重なお話を一度に伺える好機かと自負しております。
エアロゲルの技術にご関心のある方はぜひ御参加ください。お待ちしております。
※本案内は研究会メンバーの他、産総研内の関係者、過去に産総研の依田、竹下と名刺交換させていただいた方にお送りしております。
エアロゲル研究会セミナー(第2回)
- 🔵 日時:2026年5月21日(月) 13:30-16:30
- 🔵 場所:(国研)産業技術総合研究所
関西センター第8会議室(C-4棟)
/オンライン併用(講演のみ)
(大阪府池田市緑丘1-8-31(阪急池田駅から徒歩15分)) - 産総研:関西センター アクセス
- 構内図
オンライン会議リンク
参加者に別途連絡します。確認をしますので、アクセス時にはご所属とお名前がわかるようにしてください。
- 🔵 セミナーURL:https://unit.aist.go.jp/ctmi/CTMI_fetch_min/topics/event/AGS/studyGroup/index_asgs_260521.html
- 🔵 主催:(国研)産業技術総合研究所 材料基盤研究部門/化学プロセス研究部門
- 🔵 参加費:無料(要事前登録)
- 🔵 参加申込フォーム:下記入力フォームよりエアロゲル研究会への入会申し込みを行ってください。
研究会に参加された方に追加のご案内差し上げます。
プログラム
- ❇❇【開会の挨拶】❇❇
- 🟢 13:30-13:35 平塚 淳典
((国研)産業技術総合研究所
材料・化学領域 材料基盤研究部門
副研究部門長) - ❇❇【講演】❇❇
- 🟢 13:35-14:25 横川 弘
(株)AIST Solutions コーディネーター - 「シリカエアロゲルの光学材料応用について」
- -(講演内容)-
- シリカエアロゲルは過去、窓用断熱材として多くの研究がなされてきた。しかし、いざ本当に窓に使えるか?と検討が進むにつれ、その脆さを代表とする多くの課題に直面し、実現には至っていない。昨今、粉体やブランケット等、形を変えつつ新たな断熱材としての機運も高まる中、異なる分野での応用可能性を秘める素材でもある。当講演では特殊な光学材料として1990~2000年代に研究開発に注力した取組み例をご紹介する。
- 🟢 14:25-14:30 休憩
- 🟢 14:30-15:20 金森 主祥 先生
(京都大学大学院 理学研究科) - 「エアロゲルに柔軟性を:化学組成と多孔構造の設計・制御」
- -(講演内容)-
- エアロゲルは非常に軽く、優れた断熱性をもつユニークな材料であるが、壊れやすいという弱点がある。本講演では、化学組成や多孔構造を工夫することで、柔軟で壊れにくいシリコーン系エアロゲルを実現した例を紹介する。構造の違いが諸物性に与える影響についても解説する。
- 🟢 15:20-15:40 休憩および名刺交換
- ❇❇【活動報告】❇❇
- 🟢 15:40-16:00 依田 智 他
((国研)産業技術総合研究所
材料・化学領域 材料基盤研究部門
副研究部門長) - 「エアロゲル材料の標準化に向けたアクションについて」
- ❇❇【総合討論】❇❇
- 🟢 16:00-16:25 研究会の運営および今後の予定について
- ❇❇【閉会の挨拶】❇❇
- 🟢 16:25-16:30 調整中
- ❇❇【意見交換会】❇❇
- 🟢 17:30-19:00 阪急池田駅前(予定)
- ※当日午前、弊所材料基盤研究部門(関西センター配置グループ)の見学の設定も可能です。
CTMI | 材料基盤研究部門 - ご要望の方は事務局依田(s-yoda▲aist.go.jp ▲を@に変えて)までお知らせください。