ゴムの架橋の不均質性
事例No.
OK-0012
概要
架橋剤の種類によって変化するゴムの架橋の不均質性を、スピン‐スピン緩和挙動やその緩和スペクトルで評価する。
お困りごと・要望
架橋剤による構造の違いを知りたい。
事例提供機関
サンプル
分析方法
重水素化溶媒で膨潤させたサンプルのスピン‐スピン緩和挙動を観測し、分子運動性とその不均質の変化を解析する。
分析結果
関連装置
Bruker、minispec mq20
開放機器データベース
日本電子、JNM-MU25
コメント
平均的な網目鎖濃度は同じであっても網目構造が異なると破壊特性や動的特性は異なる。力学特性の理解には不均質性の理解が重要。
重水素化溶媒で膨潤させて、物理架橋の影響を除去することで構造の違いが明確化する。
適用可能な材料
ゴム一般