ポリプロピレン(PP)の伸び率と結晶ラメラ構造の分析

事例No.

AT-0016

概要

ポリプロピレン(PP)シートを加熱すると伸び率が低下するなどの不具合が生じる。伸び率の変化について小角X線散乱(SAXS)によるPPの結晶状態の解析から検証した。

お困りごと・要望

ポリプロピレン(PP)の熱による伸び率の変化の原因を知りたい

事例提供機関

サンプル

ポリプロピレン(PP)

分析方法

押出成形後したポリプロピレン(PP)フィルムの結晶ラメラ構造を小角X線散乱(SAXS)によって評価する。

分析結果

押出成形したポリプロピレン(PP)フィルムには2つの結晶ラメラ周期長の分布があり、加熱すると2つの結晶ラメラ周期長の増加率が異なることが分かった。