ポリマーの引張変形を分子レベルで分析

事例No.

AT-0008

概要

成形時のアニーリング条件の違いがポリマー材料の機械特性に影響する機構をレオ・オプティカル分光法により分析する。

お困りごと・要望

成形条件がポリマー材料の機械特性に及ぼす影響を調べたい。

事例提供機関

サンプル

ナイロン

分析方法

異なるアニーリング条件で作成されたナイロンフィルムを引張変形し、その際の高分子鎖の変形を近赤外分光器によって観察する。

分析結果

アニーリング時間が増えるほど、引張変形時の結晶と非晶ピークの変化の差がなくなり、結晶の増大によって非晶部分の動きが抑制されている様子が観察された。

関連装置

レオ・オプティカル近赤外分光分光器

適用可能な材料

自動車部品
食品容器
電気器具
包装材料