用語集

あ行

か行

拡張不確かさ
測定の結果について、合理的に測定量に結びつけられ得る値の分布の大部分を含むと期待される区間を定める量。 (飯塚幸三監修. 計測における不確かさの表現のガイド. 日本規格協会, 1996.より)

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さ行

た行

低コヒーレンス
光の可干渉性(コヒーレンス)が低いこと。光源から出た光を二つに分けて、 再び重ね合わせると、スペクトルのスペクトル幅が広く、 多くの波長の光が含まれている光源の場合、 光路長差(時間差)が大きいとある波長では干渉で強め合うが、 他の波長では弱め合う干渉となるため、干渉強度が平均化されて干渉縞が観測されない。 このような光源を低コヒーレンス光源、このような干渉を低コヒーレンス干渉と呼ぶ。

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な行

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は行

標準尺
目盛線間の距離で長さを表す線度器の中で、主として校正に使う高精度のもの。
関連文献 JIS B 7541:2001 標準尺
不確かさ
測定の結果に附随した、合理的に測定量に結び付けられ得る値のばらつきを特徴づけるパラメータ。 (飯塚幸三監修. 計測における不確かさの表現のガイド. 日本規格協会, 1996.より)。 測定値からどの程度のばらつきの範囲に真の値があるかを示すもの。
ブロックゲージ
「耐久性がある材料で作られ、長方形断面で平行な二つの測定面をもち、 その測定面は他のブロックゲージ又は基準平面ともよく密着する性質を持っている端度器。」 (JIS B 7506:2004 ブロックゲージより)
関連文献 JIS B 7506:2004 ブロックゲージ
包含係数
拡張不確かさを求めるために合成標準不確かさに乗ずる数として用いられる数値係数。
(飯塚幸三監修. 計測における不確かさの表現のガイド. 日本規格協会, 1996.より)。

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ま行

や行

ら行

わ行

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A-Z

ASNITE
Accreditation System of National Institute of Technology and Evaluationの略。 正式名称は、 製品評価技術基盤機構認定制度(別ウィンドウが開きます。)。 (独)製品評価技術基盤機構が行っている認定プログラムの一つ。 民間が十分対応できない認定分野を補完することを目的としている。 産総研のような国家計量標準供給機関の国際基準(ISO/IEC 17025)適合性の認定も対象の一つ。
CIPM相互承認取決め
CIPM MRA (Mutual Recognition Arrangement)とも言う。 メートル条約加盟国の主要な国家計量標準機関の代表で構成する 国際度量衡委員会(CIPM)で締結された取り決め。国家計量標準機関を 頂点とする各国の計量標準トレーサビリティ体系を相互に信頼し、 他国の国家計量標準の校正データを自国でもそのまま同等と認め、 その校正証明書をそのまま自国でも受け入れる仕組みを構築したもの。 詳しくは 計量標準総合センター国際計量室のページを参照。(別ウィンドウが開きます。)
GUM
Guide to the expression of uncertainty in measurement(英語、別ウィンドウが開きます。)の略。 計測結果の表現のルールを示すISO国際文書。
ISO/IEC 17025
国際標準化機構(ISO)によって策定された、試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項の国際規格。 大きく管理上の要求事項と技術的要求事項に分かれており、試験所及び校正機関が品質マネジメントシステムを運営し、 技術的に適確であり、技術的に妥当な結果を出す能力があることを実証したい場合、 満たさなければならない要求事項が記述されている。
KCDB
Key Comparison Databaseの略。国際度量衡局(BIPM)が運営する CIPM相互承認取決め(CIPM MRA, Mutual Recognition Arrangement)に関する データベース(英語、別ウィンドウが開きます。)。国際度量衡委員会(CIPM) 及び地域計量機関(RMO)主催の基幹比較及び補完比較の情報や、 各国家計量標準供給機関の国際的に認定された校正・測定能力の情報が含まれている。

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