計量標準120周年

1903年(明治36年)にNMIJの前身である中央度量衡器検定所が設立され、我が国で近代的な計量標準の組織的普及と整備が始まってから、今年2023年(令和5年)で120年になります。

— 組織名称と所在地の変遷 —

出来事
1903年(明治36年) 中央度量衡器検定所設立
1913年(大正2年) 中央度量衡検定所に改称
1952年(昭和27年) 中央計量検定所に改称
1958年(昭和33年) 板橋へ移転
1961年(昭和36年) 計量研究所に改称
1980年(昭和55年) 茨城県新治郡桜村(現つくば市)へ移転
2001年(平成13年) 通産省工業技術院の再編に伴い、計量研究所、計量教習所、電子技術総合研究所と物質工学工業技術研究所の関連部署が統合され、産業技術総合研究所計量標準総合センターに改組

本所旧庁舎
中央度量衡器検定所は、1903年(明治36年)に、東京市京橋区木挽町(現東京都中央区銀座)農商務省構内の一角に建設されました。

板橋庁舎
1958年(昭和33年)には東京都板橋区に移転しました。

つくばに到着した移転第1号トラック
1979年(昭和54年)には板橋から茨城県新治郡桜村梅園(現茨城県つくば市梅園)への移転作業が行われました。写真は1979年11月2日に筑波に到着した移転第1号トラックです。

産総研つくばセンター 3-1棟
2001年(平成13年)に産業技術総合研究所(AIST)計量標準総合センター(NMIJ)となりました。
写真は産総研つくばセンター 3-1棟です。


参考文献:
  • 計量研究所、“計量研究所八十年誌”(1984)