(1) |
フルモード観測のデータのみを処理対象とする。 |
(2) |
ターゲット画像としてSWIRバンド6またはTIRバンド11、可動画像窓としてVNIRバンド2を選択する。可動画像窓はその中心がシステム幾何補正でのブロックの格子点に対応するように選び、その画像寸法41 x 41 ピクセルとする。ターゲット画像は可動画像窓による検索範囲をもカバーするような大きさに選んでおく。 |
(3) |
前期項目の処理を繰り返して雲無し画像窓のみを選択する。 |
(4) |
画像合わせを行う画像部分に対してラジオメトリック補正を施す。 |
(5) |
軌道平行と軌道直交両方向にピクセル単位で可動画像窓を移動させ、それぞれの位置で相関係数を求める。 |
(6) |
ピクセル単位で求めた相関係数を内挿してサブピクセルの分解能で最大の相関係数となる位置を見いだす。 |
(7) |
画像合わせの品質を評価する。品質評価の基準は相関係数である。相関係数の敷居値は当面0.7(TBR)とする。 |
(8) |
項目(2)から(7)までを予め設定された精度に達するまで繰り返す。繰り返しの数の設定値は最低100、最高200とする。 |
(9) |
一つの観測単位の中で前記の繰り返しの数に達しなかった場合には、誤差ゼロとし、失敗の情報を合わせて出力する。 |
(10) |
全誤差データの平均値から3s以上離れたデータを取り除く。 |
(11) |
残った誤差データを平均してその観測の最終的な誤差データとする。 |
(12) |
用いたデータの3s値を求める。 |