(1) |
ターゲット画像としてバンド6、可変画像窓としてバンド7を選択する。可変画像窓はその中心がシステム幾何補正でのブロックの格子点に対応するように選び、その画像寸法は21 x 21 ピクセルとする。ターゲット画像は検索範囲をもカバーするような大きさに選んでおく。 |
(2) |
画像合わせで相関をとるための雲無し画像窓を選ぶ。雲のある画像枠に対してはDEM データベースからの標高データで補正する。 |
(3) |
画像合わせを行う画像部分に対してラジオメトリック補正を施す。 |
(4) |
軌道平行方向に可変画像窓を動かしながら画像相関を求める。 |
(5) |
ピクセル単位で求められた相関係数を内挿してサブピクセルの分解能で最高の相関位置を求める。 |
(6) |
画像合わせの品質を評価する。品質評価の基準は相関係数とDEM データベース補正との差とする。相関係数の敷居値は0.7(TBR)、DEM データベース補正との敷居値は0.2(TBR) ピクセルとする。ピクセル合わせの品質がこれらの基準に達しない場合には粗いDEMによって求めた視差誤差を用いる。 |
(7) |
バンド6とバンド7の間の視差誤差から、全てのSWIR バンドの直下観測に対応した視差誤差の値を求める。 |