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2.レベル1A処理アルゴリズム
2.1. レベル0データ |
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レベル0データセット:
Figure 2-1に示したように、レベル0データはCCSDS形式にパケット化され、EDOSから日本の地上処理施設に送られてくる。
レベル0データはAPID (Application Process Identification) に従って4つのグループに分けられている。
グループ1はVNIR バンド1と2、グループ2はVNIR バンド3Nと3B、グループ3はSWIRの全データ、
グループ4はTIR の全データを含んでいる。各グループは画像データ、各センサの補足情報(Supplement Data)、
衛星の付属情報(Ancillary Data)より構成されている。
ASTERには10進法で256 - 319の数字相当のAPIDが割り当てられている。
データの内容(画像データ、センサ補助データ、衛星付属データ)、データグループ、
運用モード(観測モード、校正モード、テストモード)によって異なったAPIDが割り当てられ、第一ヘッダーに格納されている。
パケットはまず第2ヘッダーの時刻タグデータ(time tag) によって選別され、次いでAPIDによって画像データ、
センサ補助データ、衛星付属データの順にならべられる。パケットによってはセンサ補助データと衛星付属データが
同じパケットに格納されていることもある。同じAPIDを持つグループにおいては、
各パケットは第1ヘッダーのシーケンスカウンター(sequential counter)の順に並べられる。
Figure 2-1 CCSDSレベル0パケット形式
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