研究概要
持続的発展可能な低炭素社会の実現に向けた取り組みとして、エネルギーを効率よく利用する技術開発や、二酸化炭素排出量削減する技術等の開発は強く望まれています。当グループでは熱エネルギーと電気エネルギーの相互直接変換する技術である熱電変換技術を用い、未利用廃熱を電気として回収する熱電変換技術の開発を進めています。運輸分野、民生分野、産業分野の様々な場面で捨てられている未利用熱エネルギーを電気としてリサイクルすることで大規模な省エネ効果が期待できると考えられています。更に、二酸化炭素排出量の約2割を占める運輸部門の低炭素化のため、革新的な蓄電池開発を目指して新規材料開発やメカニズムの解明および電気化学評価などによる高性能次世代電池の開発も行っています。

トピックス
- 2023/9/27
- 小野圭吾さん(博士課程1年)が第20回 日本熱電学会学術講演会にて優秀ポスター賞を受賞しました。
タイトル『143-Zintl相化合物RbCd4As3の合成』 - 2023/8/24
- 小野圭吾さん(博士課程1年)が国際会議JKMST2023にてBest Poster Awardを受賞しました。
タイトル『Thermoelectric properties of Rb(Zn,Cu)4As3』 - 2022/11/17
- 大島博典さんが応用物理学会秋季学術講演会でPoster Awardを受賞しました。
- 2022/04/01
- 後藤陽介主任研究員がグループに加入しました。
- 2021/08/17
- 材料物性グループHP リニューアルしました。
- 2021/06/01
- 材料物性グループに再編されました。
- 2021/04/01
- 李哲虎研究員が首席研究員に就任しました。
連絡先
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 省エネルギー研究部門 材料物性グループ
〒305-8568 茨城県つくば市梅園1-1-1 中央第2
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