エネルギー技術シンポジウム2017
特集 “低炭素社会実現にむけた革新エネルギー材料の研究開発”
日本の温室効果ガス排出削減目標として、2030年に26%減(2013年比)、2050年 80%減という高い目標が掲げられています。
低炭素社会を実現するには、従来技術の省エネ化に加え革新的な技術が必要で、高性能なエネルギー材料の開発がその鍵となります。
本シンポジウムでは、大学・企業の有識者からエネルギー材料の研究開発動向とその応用をご紹介いただくとともに、産総研エネルギー・環境領域で取り組んでいる革新的なエネルギー材料の最新研究開発をご紹介します。
また、昨年設立したイノベーションコンソーシアム “固体酸化物エネルギー変換先端技術コンソーシアム(ASEC)” と関連ラボ (ALSEC) での取り組みを紹介し、技術の社会実装に向けた材料開発の必要性についても議論します。
皆様のご参加をお待ちしております。
開催概要
日時 | 2017年11月30日(木) 13:00~17:35 (開場 12:20) | >> プログラム (PDF) |
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場所 | 東京国際交流館 プラザ平成 国際交流会議場 (東京都江東区青海 2-2-1 国際研究交流大学村内。 ゆりかもめ“船の科学館”下車) アクセス >> http://www.jasso.go.jp/ryugaku/kyoten/tiec/access.html | |
主催 | 産業技術総合研究所 創エネルギー研究部門 & 省エネルギー研究部門 | |
共催 | 産業技術総合研究所 固体酸化物エネルギー変換先端技術コンソーシアム (ASEC) | |
協賛 |
日本エネルギー学会,
エネルギー・資源学会,
燃料電池開発情報センター(FCDIC),
低温工学・超電導学会, 電気化学会, 日本金属学会, 水素エネルギー協会 | |
参加費 | 無料 | |
※ 事前登録受付は終了しました。 ※ 当日のご登録も承ります。会場受付に名刺 1枚をお持ちください。 |
プログラム概要
13:00-13:05 | 開会挨拶 | 産総研 省エネルギー研究部門長 宗像 鉄雄 |
13:05-13:15 | 来賓挨拶 | 経済産業省 産業技術環境局 研究開発課 |
1.基調講演 (30分) | ||
13:15-13:45 |
エネルギー材料開発からデバイスへ
東京工業大学 物質理工学院 応用化学系 副学院長 菅野 了次
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2.講演 (100分) | ||
13:45-15:25 |
エネルギー・環境領域における低炭素社会に向けたエネルギー材料研究
仁木 栄 (エネルギー・環境領域 領域長補佐) | |
キャパシタ用ポーラスカーボン電極材料の開発 | 曽根田 靖 (創エネルギー研究部門) | |
安全で効率的な水素貯蔵に向けた水素吸蔵合金の研究開発 | 中村 優美子 (創エネルギー研究部門) | |
高性能超電導材料の開発 | 和泉 輝郎 (省エネルギー研究部門) | |
レドックスフロー電池材料の開発 | 佐藤 縁 (省エネルギー研究部門) | |
次世代2次電池材料の開発 | 松田 弘文 (省エネルギー研究部門) | |
固体酸化物形燃料電池材料の研究開発 | 山地 克彦 (省エネルギー研究部門) | |
コーヒーブレイク & ポスターセッション (55分) | ||
15:25-16:20 |
ポスターセッションにて、産総研 創エネルギー研究部門・省エネルギー研究部門の研究をご紹介します。 » ポスターセッション 発表題目 | |
3.招待講演 (30分) | ||
16:20-16:50 |
カーボンフリー社会実現に向けた取り組み ~最近の兆し~
パナソニック株式会社 先端研究本部水素燃料電池研究課 課長 菅原 靖
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4.固体酸化物エネルギー変換先端技術コンソーシアム (ASEC) セッション (40分) | ||
16:50-17:00 |
(講演) 研究ラボ(ALSEC)及びコンソーシアム(ASEC)での材料研究と活動紹介 産総研 省エネルギー研究部門 総括研究主幹 堀田 照久
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17:00-17:30 |
(特別講演) 可逆動作型固体酸化物形燃料電池の開発とエネルギー貯蔵 九州大学工学研究院 応用化学部門 教授 石原 達己
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17:30-17:35 | 閉会挨拶 | 産総研 創エネルギー研究部門長 児玉 昌也 |
エネルギー技術シンポジウム 2017 事務局
〒305-8565 茨城県つくば市東1-1-1
産業技術総合研究所つくば中央第5 省エネルギー研究部門 内
Fax : 029-861-4540
最終更新日:2020. 4. 1