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エネルギー技術シンポジウム2016
特集 “水素社会に向けての技術開発と展望”

水素は多様なエネルギー源から製造可能で、利用時にCO2を排出しないため、エネルギーセキュリティおよび地球温暖化抑制の観点から重要な2次エネルギーと位置付けられています。再生可能エネルギーの導入拡大においても水素は欠かせない存在であり、今後、我々の社会において、水素エネルギーの利用がさらに拡大していくと期待されます。産総研においても広く水素関連技術の研究開発を進めているところです。
本シンポジウムでは、水素社会実現に向けた技術開発の動向、社会への導入に向けた動き、および今後の展望について、有識者をお招きしてご講演いただくとともに、産総研の水素関連技術への取り組みをご紹介します。
皆様のご参加をお待ちしております。

開催概要

日時2016年12月1日(木) 13:00~17:40
プログラム
>> プログラム (PDF)
場所東京国際交流館 プラザ平成 国際交流会議場
(東京都江東区青海 2-2-1 国際研究交流大学村内。
 ゆりかもめ“船の科学館”下車)
アクセス >> http://www.jasso.go.jp/ryugaku/kyoten/tiec/access.html
参加費無料
事前登録は〆切ました。
多数の事前申し込みをいただいているため、会場内の混雑が予想されます。
当日登録も承りますが、事前登録の方を優先的にご案内しますこと予めご承知おきください。
(当日登録される方は、名刺をお持ちください)


プログラム

13:00-13:05開会挨拶
産総研 創エネルギー研究部門長 児玉 昌也
13:05-13:15来賓挨拶
経済産業省 産業技術環境局 研究開発課 
1.基調講演 (30分)
13:15-13:45水素社会実現に向けての課題と展望
東京工業大学 特命教授 岡崎 健
2.講演 (45分)
13:45-13:55 産総研の水素エネルギー技術に関する取り組み
産総研 エネルギー・環境領域 研究戦略部長 小原 春彦
13:55-14:10 水素エネルギーに関する技術開発動向とシナリオ調査研究
産総研 創エネルギー研究部門 エネルギー触媒技術グループ長 高木 英行
14:10-14:30 低質炭素資源からの水素製造技術開発
産総研 創エネルギー研究部門 炭素資源転換プロセスグループ長 松岡 浩一
コーヒーブレイク & ポスターセッション (60分)
14:30-15:30 ポスターセッションにて、産業技術総合研究所の研究紹介をいたします » 発表題目一覧
3.招待講演 (30分)
15:30-16:00 再エネ水素を利活用する東芝の取り組み
株式会社東芝 次世代エネルギー事業開発プロジェクトチーム
 サブプロジェクトマネージャー
 中島 良
4.講演 (95分)
16:00-16:20 再生可能エネルギーを活かす水素関連技術開発
産総研 再生可能エネルギー研究センター 副研究センター長 古谷 博秀
16:20-16:40 水素キャリアとしてのアンモニアとその直接燃焼技術
産総研 再生可能エネルギー研究センター 水素キャリアチーム
省エネルギー研究部門 ターボマシングループ長
 壹岐 典彦
16:40-17:00 液体水素実験設備の紹介、及び液体水素用デバイス開発
産総研 省エネルギー研究部門 熱流体システムグループ長 中納 暁洋
17:00-17:20 高圧水素ガス環境下での材料評価技術の開発と国際標準化に向けた取り組み
産総研 創エネルギー研究部門 水素材料グループ長 飯島 高志
17:20-17:35 固体酸化物を使った高温水蒸気電解関連技術
産総研 省エネルギー研究部門 総括研究主幹 堀田 照久
17:35-17:40閉会挨拶
産総研 省エネルギー研究部門 研究部門長 宗像 鉄雄


ポスターセッション 発表題目 (14:30~15:30)

創エネルギー研究部門

  1. バイオエタノール改質による水素・メタン製造
    炭素資源転換プロセスグループ  安藤 祐司
  2. ギ酸・CO2を利用したエネルギー貯蔵技術
    エネルギー触媒技術グループ  姫田 雄一郎
  3. 高品質バイオ燃料製造技術
    エネルギー触媒技術グループ  望月 剛久
  4. 金属材料の水素脆化メカニズムの研究
    水素材料グループ  安 白
  5. 水素吸蔵合金の開発とメカニズム解明
    水素材料グループ  榊 浩司
  6. メタンハイドレートプロジェクトユニットの研究活動
    メタンハイドレートプロジェクトユニット 天満 則夫
  7. CO2分離型化学燃焼による石炭利用技術の開発
    エネルギー変換材料グループ  畑中 健志
  8. テンプレート法によるメソポーラスカーボンを用いた高性能蓄電デバイス
    エネルギー変換材料グループ  曽根田 靖、加登 裕也
  9. 未利用炭素資源の有効利用技術開発
    未利用炭素資源グループ  鳥羽 誠

省エネルギー研究部門

  1. アニオン交換膜を用いた水電解装置の開発
    熱流体システムグループ  伊藤 博
  2. 高効率エネルギー変換技術の研究開発
    エネルギー変換・輸送システムグループ  佐藤 縁、嘉藤 徹、
    西澤 伸一、古瀬 充穂、田中 洋平
  3. 新規な水素利用技術を実現するプロトン伝導材料の開発
    燃料電池材料グループ  石山 智大、岸本 治夫、バガリナオ・カテリン、
    山地 克彦、堀田 照久
  4. 蛍光・燐光を用いた熱流体システムの計測評価
    熱利用グループ  染矢 聡、宗像 鉄雄
  5. リチウムイオン電池の動作下放射光測定手法の開発
    エネルギー界面技術グループ  朝倉 大輔、細野 英司、北浦 弘和、松田 弘文
  6. リング型プラズマアクチュエータによるタービン翼列の漏れ流れ制御
    ターボマシングループ  松沼 孝幸
    熱流体システムグループ  瀬川 武彦
  7. 熱電発電の実用化にむけた取り組み
    熱電変換グループ  山本 淳、太田 道広、李 哲虎、
    藤井 孝博、村田 正行、ジュド・プリヤンカ
  8. ディーゼルエンジンにおけるEGRデポジット生成メカニズムの解明
    エンジン燃焼排気制御グループ  小熊 光晴、松野 真由美
    創エネルギー研究部門 未利用炭素資源グループ  鳥羽 誠
    茨城大学  廣木 一輝、君山 尚吾

再生可能エネルギー研究センター

  1. 福島再生可能エネルギー研究所の紹介
    副研究センター長  古谷 博秀
  2. 変動電力の水素キャリア変換・利用技術
    水素キャリアチーム  辻村 拓
  3. 再生可能エネルギーを取り込んだ水素エネルギーシステムと水素関連技術
    エネルギーネットワークチーム  前田 哲彦


エネルギー技術シンポジウム 2016 事務局

〒305-8565 茨城県つくば市東1-1-1
産業技術総合研究所つくば中央第5 創エネルギー研究部門 内
Fax : 029-861-4541

最終更新日:2020. 4. 1

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