ベンチスケール石炭直接液化反応器におけるガスホールドアップ

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井戸川清/ 永石博志/ 成田秀夫/ 福田隆至/ 小谷川毅/ 吉田諒一/ 吉田忠/ 横山慎一/ 山本光義/ 佐々木皇美/ 佐々木正秀/ 平間利昌/ 前河涌典/ 上田成/ 千葉忠俊
1996年1月 北海道工業技術研究所報告 65,21-27

 0.1ton/dayベンチスケール石炭直接液化反応器におけるガスホールドアップを気液系(水素/脱晶アントラセン油,水素/クレオソート油系)およびガス/スラリー系(水素/太平洋炭/脱晶アントラセン油系)で測定した。 測定は温度が293Kから723K,圧力が30MPaで行い,気液系の場合は差圧法,ガス/スラリー系はガス遮断法で行った。
 両系のガスホールドアップは反応器下部に取りつけたノズル直上にガスのフローパターンにより相関された。
 本ガスホールドアップデータは文献とよく一致したが,反応器と予熱器におけるガスホールドアップに及ぼすガス流速の影響は,両者で異なった。