脱スパイク化支援技術に関する研究
-冬用タイヤの圧雪路面での性能特性(室内ドラム型冬用タイヤ試験機による評価試験)-
広木栄三/ 窪田大
1992年3月 北海道工業開発試験所報告 56,14-20
第II章では,当所で試作開発した室内ドラム型雪氷路タイヤ試験機で冬用タイヤが最も滑り易い極限路面として,氷盤路面(氷上路面)で冬用タイヤの性能特性とそのタイヤ種類間の差異について検討した。
本試験研究では,第III章では雪を使用した冬期道路面で最も硬く滑り易い路面状態を想定し,その硬い圧雪路面の表面が平滑な路面及びスパイクタイヤを走行させてデコボコにしたデコボコ路面でスタッドレスタイヤ及びスパイクタイヤの路面状態とタイヤ間の性能特性の差異について試験し検討した。