脱スパイク化支援技術に関する研究
-室内ドラム型冬用タイヤ試験機の試作及び開発-

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広木栄三/ 窪田大
1992年3月 北海道工業開発試験所報告 56,2-6

 冬期間の道路は,最も滑り易い氷盤状路面から滑りに難易差のある凍結及び圧雪路面まである。 更にその性状は,路面硬度差,表面状態,温度差,日射の有無,気温等によりその性能は著しく相異する。
 このような自然条件の中で,国内外のタイヤ及び自動車関係のメーカーでは,テストコース及び道路で工夫しながら性能評価試験を行っている。
 当所では,試験条件を一定して冬用タイヤの性能特性を評価できる室内ドラム型タイヤ試験機を試作及び開発するため,試験用走行路面に氷盤及び圧雪路面の作成法とその性状,試験機の構造,計測及び測定方法について検討した。