スノースパイクタイヤの低公害化技術に関する研究
-第I章 従来のスパイクタイヤの特性試験-

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窪田大/ 広木栄三/ 鈴木良和
1989年1月 北海道工業開発試験所報告 48,4-12

 スノースパイクタイヤの低公害化を行うために,まずスパイクタイヤに装着されたピンおよびピン周辺部のトレッドゴムの挙動を把握する必要がある。 本研究では,市販のスパイクタイヤを用いて実車走行前後のスパイクピンの形状変化,走行後のタイヤおよびタイヤから切り出したトレッドゴムブロックのピン圧縮荷重とゴム変形量との関係,スパイクピンのタイヤ取付け位置の影響等について測定を行い,スパイクタイヤの低公害化に必要な基礎データの蓄積を行ったので報告する。