プラズマ・環境ナノマテリアルなどのユニークな反応場を利用した環境対策技術を開発します。
新着情報
- 2025年4月1日
- グループのサイトを更新しました。
メンバー
- グループ長
- 寺本 慶之 E-mail:yoshiyuki-teramotoアットマークaist.go.jp
- 上級主任研究員
- 根岸 信彰 ▶
- 上級主任研究員
- 王 正明
- 上級主任研究員
- 金 賢夏▶
- 主任研究員
- 小原 ひとみ (本務:連携推進室 連携主幹)
- 主任研究員
- 平川 力 (本務:産業技術総括調査官)
- 主任研究員
- 小室 淳史▶
- 客員研究員
- 水野 彰 (豊橋技術科学大学名誉教授)
- 客員研究員
- 脇坂 昭弘▶
- 客員研究員
- KOTB Ayman
- テクニカルスタッフ
- 宮崎 ゆかり
研究内容
時間・空間分解誘導結合プラズマ発光分光による微粒子分析
プラズマ中における粒子の発光過程に着目し、その過程を時間・空間分解で詳細に観測することで、従来装置では行えなかった微粒子の粒度分布計測・構造分析といった粒子分析が可能なICP-OESを開発します。
展開例:・機能性ナノ材料の分析・液中マイクロプラスチックの迅速かつ高精度な計測
プラズマ触媒技術の相互作用の解明と環境制御、エネルギー変換技術の開発
有害環境汚染物質(VOC, NOx, CO)の浄化
アンモニア合成、CO2の資源化
プラズマを利用した新しい触媒調製法の開発
光触媒を用いた環境浄化技術の開発
光触媒による水浄化では、特に飲料水の浄化に関する研究を推進しています。基礎的な水中汚染物質の光触媒処理のみならず、実際の現場で光触媒が使われる可能性調査のため途上国のインフラ未整備地域でも活動しています。
微小反応場を用いた低環境負荷製造プロセス開発
ナイロン⽷に銀めっき加⼯をした導電⽷をウェアラブル製品や信号ケーブルなどに応⽤する⽤途開発が進んでいます。しかしながら、従来法では⼤量のめっき廃液が発⽣するため、⽣産規模の拡⼤が困難になっています。産総研が開発したフェムトリアクター法によるめっき加⼯技術は、めっき加⼯薬剤をエレクトロスプレーにより⽷に塗布するため、めっき廃液が発⽣しません。触媒化処理⇒銀めっき膜成⻑⼯程⇒加熱・乾燥⼯程のロールtoロール連続加⼯を可能にしました。