Event
ナノテクノロジービジネス推進協議会(NBCI)様と
産総研材料基盤研究部門の交流会について
❖❖ 趣旨 ❖❖
材料の社会実装を進めて行く上では、産総研の技術シーズと企業様のニーズとのマッチングを深化していくことが重要です。材料基盤研究部門では昨年度に引き続き一般社団法人ナノテクノロジービジネス推進協議会(NBCI)様との交流の機会を企画しました。NBCI様には181の企業、団体が入会され、ナノテクノロジーとビジネスをマッチングし新しい産業を発掘することを目的として活動されています。
今回の交流会では、昨年度の交流会でのアンケートを踏まえ、産総研つくば中央事業所で、実際に研究の現場を見ていただく機会を設けることとしました。産総研の研究施設や研究試料、研究人材に実際に接していただき、連携のきっかけとなればと考えております。NBCI会員様にはご足労をおかけいたしますが、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
- 🔵 日時:2025年10月3日(金) 14:00-17:15
- 🔵 場所:産総研つくば中央5群
5-2棟6階会議室(6601~6603)
(茨城県つくば市東1-1-1 アクセスはこちらをご参照ください。
❖❖ プログラム ❖❖
- 🟡 13:00-14:00 AIST Cube見学(希望者)
産総研|AIST-Cube
※申し込みフォーム内で選択ください。申し込みされた方に詳細ご案内させていただきます。 - 🟡 14:00-14:10 開会挨拶
- 🟡 14:10-14:30 材料基盤研究部門概要紹介
(清水部門長) - 🟡 14:30-14:50 講演1
【触覚を持つソフトロボットハンド-高分子アクチュエータ・センサの開発】
メカノ応答材料研究グループ
研究グループ長 物部浩達
当グループでは、ソフトロボットハンド用ソフトセンサーの実用化を目指し、カーボンナノチューブ・高分子センサー等の開発を行っています。ソフトセンサーを搭載した空気圧ソフトハンドで対象物の大きさを検出し「つかむ」動作を実現しました。また、触感評価による素材開発のための評価指針の構築を進めています。 - 🟡 14:50-15:10 講演2
【光を用いて見えない界面の分子を見る、和周波発生分光法】
接着・界面研究グループ
主任研究員 田中駿介
製品をより軽くしたり、新しい機能を加えたりするために、異なる素材を組み合わせる接着接合技術がますます重要になっています。安定した接着を実現するには、異種物質が接着した界面の化学状態を理解することが必要です。振動和周波発生(SFG)分光はレーザー光を用いた非線形分光手法であり、埋もれた界面に存在する分子の化学状態を調べることが可能です。講演では、このSFG分光について説明し、当グループの測定結果を紹介します。 - 🟡 15:10-15:40 休憩兼ポスターセッション
各グループの研究および研究トピックスの御紹介
サンプル等展示
・高機能なバイオマテリアルやバイオセンサの開発
・高分子アクチュエータ・センサの開発 - 🟡 15:40-16:00 講演3
【ナノ材料技術を駆使した高機能なバイオマテリアルやバイオセンサの開発】
バイオ応用材料研究グループ
研究グループ長 中村真紀
当グループでは、健康長寿社会の実現に向けて、バイオ材料を活用した新たな医療・ヘルスケア技術の開発に取り組んでいます。体内環境に応答して薬を放出する微粒子や薄膜などを基にしたバイオマテリアル、病原体や生体微量ガスを高感度に検出するセンシングシステムなどの開発を通じて、病気の予防・早期発見・治療や生活の質の向上を目指します。身体に優しい安全な材料や、表面反応性に富むナノ材料などを駆使し、目的に応じた機能設計を図っています。 - 🟡 16:00-17:00 見学会/
ポスターセッション/個別打ち合わせ
・見学コース①和周波発生分光法の装置紹介
・見学コース②窒素資源循環・吸着実験の紹介
・見学コース③分析電顕による界面観察事例の紹介
※各コースとも定員に達し次第締め切らせていただきます。
※個別打ち合わせをご希望の方は申し込み時にお知らせください。 - 🟡 17:00-17:10 NBCI様ご挨拶
- 🟡 17:10-17:15 閉会挨拶
- 🟡 17:30-19:00 懇親会
(希望者、会費¥5,000)
(産総研つくば中央5群 5-2棟4階研究交流スペース)
※申し込みフォーム内で選択ください。 - 🟣 材料基盤研究部門ホームページ
- 🟣 交流会URL
❖❖ NBCI会員のみなさまへ ❖❖
🔴 お申し込みはこちら
申込フォーム
※AIST Cubeの見学および懇親会は25日(水)で締め切りとさせていただきます。
🔴 当部門ホームページに掲載の情報で、ご関心のあるグループ、分野、装置、研究者などございましたら、当日個別の打ち合わせなど調整しますので、御連絡ください。
🔴 材料基盤研究部門 依田 智
(s-yoda▲aist.go.jp)▲を@に変えてお送りください。