CVD法によるポリカーボネートの耐摩耗性能向上と塗膜の特性評価

事例No.

HW-0005

概要

CVD法及びウェットコーティングにより耐摩耗性塗膜を作製し特性評価を行った。

お困りごと・要望

樹脂板表面の耐摩耗性能を向上させたい。
硬質塗膜の耐摩耗性能評価を行いたい。

事例提供機関

広島県立総合技術研究所西部工業技術センター
材料技術研究部

研究者・グループ名鑑

事例に関するお問い合せ

分析方法

ポリカーボネート樹脂板にウェットハードコート塗料を塗布した試作板に対し、プラズマCVDによって耐摩耗コーティングを施した。作製試料について耐摩耗性評価(テーバー摩耗試験)と薄膜微小硬度評価を行った。

分析結果

自動車フロントガラスにおける耐摩耗性能規格である目標値(⊿H≦2.0%)を達成した。耐摩耗性能を有する薄膜の硬度特性を明らかにした。